Netflixでも配信中:Gotham/ゴッサムシリーズは人物がごちゃごちゃしていてよくわかりにくいので、マニアみたいな詳しい説明はいいから、どんなストーリーか全体の要点だけを説明してっていう要望の為に作りました。
ネタバレを含んでいますのでご注意下さい。
ゴッサムシリーズってどんな話?
このシリーズは大ざっぱに言ってしまえば、バットマンが登場する前のゴッサム・シティ。その街に集まるキャラクター全員を描く群像劇です。
味方のゴードンだけでなく 悪役どもが若いころの姿を描いています。
スターウォーズで言うと、今まではダースベイダーを見せてたけど、今回はダースベイダーの若い時を見せますよと、人気キャラたちの過去を見せるようなお話です。要は前日談です。
ゴッサムというタイトルの通り、街全体を描いているので別に誰が主人公という感じではないです。ここが分かりにくさのポイントです。
簡単にするために、登場人物を最小限にしぼってシーズン1とシーズン2を見ていきましょう。
ゴッサム 第1シーズンのざっくりあらすじ。
一言:新人刑事ゴードンの活躍 と 悪党のペンギンがマフィアとして のしあがる話
バットマン登場する前の犯罪都市ゴッサムシティ。後に警察本部長となるジェームズ・ゴードンは、ベテラン刑事と共に大富豪ウェイン夫妻の殺人事件を担当することになる。
ゴードンは一人残された12歳の息子ブルース(後のバットマン)に出会い、必ず犯人を逮捕することを誓う。
懸命に捜査を続けるゴードンであったが、不可解な事件が連続し、事件の目撃者が警察署内で殺されてしまうなど、捜査が進むに連れてゴッサム・シティの闇が浮かび上がってくる。
ゴッサムではマローニとファルコンという二人のマフィアがシノギを削ってドンパチしていた。そこにペンギンこと、オズワルド・コブルポットがやってきた。ペンギンは巧みな策略でマローニ陣営の若頭ムーニーに接近し、のし上がっていきます。
若頭ムーニーは親分のファルコンを失脚させようとしますがペンギンの密告で失敗します。ペンギンはこれでファルコン親分に気に入られ若頭の地盤を引き継ぐと、今度は策略でマローニとファルコン親分の抗争を仕組みます。
抗争の末、ファルコン親分はマローニに追い詰められたが、ゴードンの助けで隠れ家へ脱出します。しかしそこには失脚したムーニーが待っており捕まってしまいます。
ムーニーはかつての地盤を取り戻そうとマローニ陣営にファルコン親分の身柄を売ろうとしますが、マローニにナメられたので怒ってマローニを射殺。
ムーニー組とマローニ組が戦う間にファルコンは逃げ出し、親分はそのままギャングを引退。
ムーニーは屋上へ逃げますが、追ってきたペンギンとの戦いに破れ、屋上から水面に転落し行方知れずになります。
ゴッサム 第2シーズンのあらすじ
まとめ:ゴッサムに新たな敵が登場、マッドサイエンティストのせいでどんどん敵が増えて困るという話。
シーズン1より1ヶ月後のゴッサムシティ。ゴードンは、新しく現れたテオ・ギャラバンとその妹タビサに関連する事件を捜査することになる。
ギャラバン兄弟は自分達が市長になることで街を乗っ取るつもりだ。そこにはジェームズ現市長の誘拐や 因縁のウェイン家への復讐が計画されていた。
市警は犠牲を出しつつも、ギャラバンが市長になる前に殺害。
ゴッサム市警は警官が立ったまま凍死した事件を受けて
次にヴィクター・フライスの捜査にうつる。
同時期にマッドサイエンティストのストレンジ教授はインディアンヒル研究所で死者の蘇生実験を行っていた。
ゴードンはインディアンヒル研究所の捜査に乗り込むが、そこはウェイン産業が密かに所有する施設であり、闇の犯罪組織が監視する場所でもあった。
本作にはDCコミックに登場する有名な悪役とvigilantes(自警団員)が登場しますが、脚本はDCコミックスには無いオリジナルなものです。
北米では既に第3シーズンが配信中、舞台はシーズン2終了から6ヶ月後となっております。