8/11『スパイダーマン:ホームカミング』公開
何回スパイダーマンやるねんと突っ込みたくなりますが、それに合わせてhuluではマーベルの過去作を9/3まで期間限定公開しているので、それをウホウホ言いながら見てたりします。
見放題 これ最高。
screenshot:happyon.jp
これでデットプールもあればさらに良かったんですが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーだったり、アントマンが見れるので満足だったりします。
アントマンは主人公が泥棒で、バツイチで子持ちっていう「それ全然ヒーローじゃないやん」感が好きなのですが、映画の内容も突っ込みどころが満載なので、いくつかツッコミをしてみました。
アントマンはアリのことはよく分かってない
screenshot:Marvel Ant-Man
アントマンが”アントニー”と呼んでいた飛べるアリは
アメリカのアリの中でも かなり巨大なタイプでカーペンターアント(大工アリ)と呼ばれる種族です。
こやつはシロアリみたいに木の中に巣を作るし、うっかりしてると家や車庫にダメージを与えるのでかなりウザい。
そんな大工アリ達にも 社畜みたいにそれぞれ階級があって、労働者/兵士/女王に分かれています。
なかでも女王の体が一番大きくて、労働アリの2~3倍位の大きさです。なのでアントニーは女王アリで間違いないです。
しかし、アントマンは女王にバリバリの男の名前をつけてるので、アリのことはよく分かってないです。
アリを使ってコーヒーに砂糖を入れさせるのは無理
screenshot:Marvel Ant-Man
ピム博士は電磁波でアリの嗅覚中枢を刺激してコントロールしてると言ってました。
つまりアリをフェロモンで操るという魔法です。こんな事ができたらコーヒーに砂糖を入れてもらうだけじゃなくて、洗濯物を取り込んでもらったりして超便利なのですが 実際には無理っぽいです。
ニュージャージーのラトガース大学昆虫学科の博士課程の人の話ではアリが出せるフェロモンの種類は 攻撃/防御/付いてこい/エサを探せみたいな単純な内容だけのようです。
ピム博士の装置を使えば アリたちに「前に進め、砂糖を持て」みたいな複数のシグナルを送ること自体は可能だけれど、アリにそんな複雑な電磁波を受けとる事は無理らしい。
こんな風にアントマンにはツッコミ所が多いので、見てて楽しいです。ホメたんでhuluはデッドプールも放送して下さい。
調べてたらヒアリよりもサシハリアリの方が痛いし、24時間も腫れが引かないらしいので、こんなもんが上陸してきたら いよいよ死ぬやもしれません。