サーヴァントを見ていて 衝撃を受けている。
佐々木朗希のストレートは MLBでバカスカ打たれている….
・佐々木は5割がストレート、3割がフォーク、2割スライダーを投げている。
・でも佐々木のストレートは空振りが全然取れない。
→ストレートを投げた時の空振り率は 10.1%でめっちゃ低い。
→MLBの平均が20%で アメリカの打者には「佐々木は直球」と待たれている感がある。
・フォーク (34.6%) やスライダー (34.5%) を投げた方が遥かにマシ。
・仮にストレートだけで9回投げたら5点台後半くらい取られるレベル。
・ストレートの被打者wOBA (.385)は スプリット (.261) やスライダー (.295) と比べて非常に悪い。打者によく捉えられ、塁を進められている。
佐々木朗希は投げられる球種が3つしかない。千賀は7個もある。
佐々木がストレートを投げると、投手から見て右に20センチくらい曲がり重力の影響を受けて40センチくらい落ちる。
佐々木の場合は4シーム待ちで 違ってたらフォークを振っておけばいいから かなり楽。
千賀の場合は 次に何が来るのか読めない。直球が3割。フォーク3割。カットが2割。スライダー スイーパー シンカーを6%で投げてくる。
左右にグネグネに曲げてくるので MLBのバッターも狙い玉を絞りにくい。 フォークを投げたら 空振りが43%なのも納得。
回転数が足りてない
・佐々木の4シームは平均毎分2080回転で回転数が不足しています。MLB平均は2280回転。パワプロで言うとノビ☓
(千賀は2373回転。上原浩治は2400回転。)回転数が少ないと 球が落ちてくるので強打されやすい。
江川卓とか藤川球児とかは回転数が異次元なので浮き上がって ボールの下を振ってしまう。
佐々木朗希は藤浪より悪い。
・フォアボールが多すぎる。7人に1人与えてる。MLB平均は12打席で1回。(菅野は25打席に1人しか与えない)
・9回投げさせたら 6.1点取られる。(藤浪は4.8点)
まとめ
・球はメジャーでも速い方ではある(78/100点)
・速いけれども直球の25%はヒットにされる。
+ 打たれたヒットの半分は長打になる。
・ストライクとボールの差がはっきりしていてバッターが手を出さない。
・球、マウンド、MLB打者に慣れないといけないので急な改善は無理ゲー。
・数ヶ月で立て直せない場合は 一旦ファーム行きが良さげ。
総合すると、日本の打者が速球を打てなかっただけで、今の佐々木の152キロ程度のストレートではMLBだと打たれる。菅野は6種類の球を自在に投げ分けるので 複数年は活躍できるだろうけど、佐々木は技巧派ではなくパワータイプなので ここから相当変わらないとキツそう。まだ2025年5月だけど 今年一杯は活躍は難しいと思います。