【2020~25まで】最新ホラー漫画トップ10! 新感覚の恐怖をランキング

令和最新版(中国か)のホラーをくれ。刺激が不足するとお肌に悪い。

というわけで 最近発売された 2020年以降のホラーで面白かったのを勝手にランキング。

ランキング概要
ランキングは、なるべくライトなものを手前に配置、後になるほど 「呪物」

 

令和のダラさん 1 (MFC)

第10位:令和のダラさん

 
  • 概要ぬ~べ~っぽい。2022年から連載開始。田舎町を舞台に、中学生の日向と小学生の薫が、土砂崩れで封印が解けて 復活した祟り神「ダラさん」と出会う。恐ろしいはずの祟り神(画像後方のツリ目のキョヌー)に、兄弟がなついてしまい 一緒に生活することになる。いや「こんな化け物との共存とか ないやろ、ウソついてるやろ?(パクッ)、ほんまや。」に変わっていくのが面白い。多分、作者はヘビ飼ってる。

    反響:本作は「ホラーだけどコメディ」と話題になり、「ダラさんのギャップが癖になる」「コメディだけど急に怖い展開来る!」とエンタメとして評価が高い。
  • 怖さのタイプ:和風の土着ホラー+コメディ。じわじわくる不気味さが魅力。
  • 似ている作品:『地獄先生ぬ~べ~』。妖怪や怪異をコメディタッチで描きつつ、時折ゾッとする展開が似ている。

怪異と乙女と神隠し(1) (やわらかスピリッツ)

第9位:怪異と乙女と神隠し

  • 概要まじで女性キャラがムチムチしてて良い。ぬじまによるミステリーホラー。2020年より「やわらかスピリッツ」で連載。小説家志望の書店員 菫子(すみれこ)と謎の少年・化野(あだしの)が、都市伝説や神隠し事件を追う。書店の本棚に何者かが無断で入れた「逆万引きの本」から菫子の周りに事件が発生し始める。テンポよくエッツと超常現象を挟まれるので 割とダンダダンとかに近いなって思う。

  • 作者の凄さ・反響:ぬじまは緻密な心理描写で知られ、「ホラーとミステリの融合」と高評価。。

     

  • 怖さのタイプ:都市伝説+心理ホラー。謎解きのスリルがクセになる。
  • 似ている作品:『xxxHOLiC』(CLAMP)。怪異と人間の欲望が交錯するミステリアスな雰囲気が近い。

ニクバミホネギシミ 1巻 (バンチコミックス)

第8位:ニクバミホネギシミ

  • 概要「いい感じできしょい。ネウロっぽい」2024年のダークホラー。三流オカルト雑誌の編集者・犬吠はネタ探しで 奇妙な事件ばかりを取材していた。ある日 読者から 家にある三面鏡が不気味で妙なことがあるから取材に来てほしいと連絡が入る。犬吠はネタが入ったと喜んで向かったが…

    反響:Xで「グロ描写がトラウマ級」「短編なのに忘れられない」と人気。ホラー漫画愛好家の間で「隠れた名作」として語り継がれている。

    怖さのタイプ:スプラッター+心理ホラー。生々しい描写に要注意。

  • 似ている作品:『寄生獣』(岩明均)。生物的な恐怖と人間の本性を描く点で通じる。

住みにごり(1) (ビッグコミックス)

第7位:住みにごり

  • 概要ニート兄見て 悲しくなるホラー。 たか たけし によるホラーサスペンス。2022年より連載。 「住みにごり」は、実家に帰省した主人公が、家族の異様さに触れる話です。会社を長期休暇して実家に戻った29歳の末吉(すえきち)の視点から描かれます。実家には両親、姉、そして部屋に引きこもり無言で無職の35歳のデブ兄・フミヤが住んでいます。父は突然机を蹴り出すDV持ちのアル中老人で、母は車椅子で生活。それでも兄・フミヤの存在は強烈で、その奇行や家族との歪んだ関係が物語の中心となります。
  • 作品全体を通して不穏な空気が漂っており、「周りから浮いている家」という閉鎖的な空間ならではの澱んだ空気が生々しく描かれています。 やべぇ家に遊びに来た感じの緊張感、ウシジマくん洗脳くん編的な「怖いけど続きは気になる」系のホラー。

  • 反響:本作は「日常が壊れる恐怖」が好評で、Xでは「家族愛とホラーのバランスが絶妙」と話題。2022年にホラー漫画賞のノミネート入り。

     

  • 怖さのタイプ:日常ホラー+サスペンス。身近な恐怖がじわじわ迫る。
  • 似ている作品:『地獄少女』(永遠幸)。日常に潜む呪いや復讐の恐怖が似ている。

ムシバミヒメ 1巻 (バンチコミックス)

第6位:ムシバミヒメ

  • 概要「グチャッ! ブシャッ!」の最高峰。「同居人サイコホラー」、小説家を目指す大学生の田中愛が、募集サイトで知り合った山口美羽と名乗る女とルームシェアを始めたことから物語が展開する。当初は普通に見えた美羽が、次第に愛の持ち物を勝手に使ったり、愛と同じ場所にホクロを描いたりするなど、本人に成り代わろうとしているような行動を取ってくる。不審に思った愛が美羽の部屋を覗き見たことから、さらに恐ろしい現実に直面していく、というストーリー。

    同居人の人間性が分からないことへの恐怖を描いている。表向きは仲良くしたがっている この同居人が本当は何者なのか、 何を狙っているのかがさっぱりわからないところが怖い。本当にムシの仕業なのかッ

  • 怖さのタイプ:生物ホラー+スプラッター。生理的嫌悪感が強い。
  • 似ている作品:『うずまき』(伊藤潤二)。異常な生物や現象が引き起こすボディホラーが近い。

異常死体解剖ファイル (1) (COMIC ヤミツキ)

第5位:異常死体解剖ファイル

  • 概要「うそじゃないもん 死体 喋るもん」石川オレオ によるサイエンスホラー。2021年より連載。「死体の声が聞こえる」という超能力を持った法医学者の主人公が、持ち込まれた死体の検死をしていく話。普通は死体が勝手に「頭が痛い」とか言うので 頭を調べれば終わるのだが、 ある日、喉がグレープフルーツくらいの大きさに膨らんでいる 死因不明の遺体が持ち込まれてくる。

  • 作者の凄さ・反響:「科学とホラーの融合」が話題。Xでは「解剖シーンのリアルさが怖い」「展開が読めない」と高評価。
  • 怖さのタイプ:サイエンスホラー+グロ。知的好奇心を刺激する恐怖。
  • 似ている作品:『フランケン・ふらん』(木々津克久)。科学とホラーの融合が似ている。

     


人怖 狂気が潜む人間の深淵 (バンブーコミックス エッセイセレクション)

第4位:人怖 狂気が潜む人間の深淵

  • 概要「過剰摂取すると 人間不信になるから注意」村田らむ 他:2023年のサイコホラーアンソロジー。まともだと思っていた人の机の引き出しの中から クビが引き裂かれた藁人形が出てくるみたいな、そういう系のホラー。日常に潜む恐怖を描いている。パッと見ただけでは分からない、人の内面の狂気や悪意、常軌を逸した行動から生まれる恐怖。ムシバミと似ているけど こっちはリアルだから日曜の夜とかに読まない方がいいよ。

  • 村田氏が実際に取材を通して出会った、理解不能な人間の恐ろしさや、戦慄するようなエピソードが漫画化されている。そのため 妙なリアル感、現実的な怖さを持ったホラーなので後味が悪い(笑) 異常者たちの「狂気」の深淵を覗き見るような 落ち着かない、不安になる「粘着力」を持った ホラーに耐性を持った人のための作品。

  • 反響:複数作家によるアンソロジーだが、Xで「人間の怖さがリアルすぎる」「短編なのに心に残る」「読みすぎると人間不信になる」と話題。2022年にホラー短編集として注目を集めた。
  • 怖さのタイプ:サイコホラー+日常ホラー。
  • 似ている作品:『世にも奇妙な物語』。日常の裏に潜む異常な人間性が近い。

サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査 1 (少年チャンピオン・コミックス)

第3位:サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査

  • 概要「美人をグチャッは俺が初めたんだって カニバルが言ってた
    本田真吾によるサイコスリラー。2020年より連載。主人公は 女性を狙った猟奇殺人事件を追う熱血刑事。 熱血がゆえに 逮捕した
    猟奇殺人鬼が許せず 手を出して 左遷させられてしまう。 そんなある日、超能力を持った サイコな上司がやってきた。「ねぇ 熱血刑事くん  いまから君の意識を 殺人鬼にやられてしまった 過去の被害女性たちに飛ばしてあげるよ。キミはそこで何があったか調べてほしいんだ」という。

    これ犯人のコスプレしたら職質どころか立件されそうだけど マジで強烈。

    反響:本田真吾は『HAPPY MAN』などで知られ、本作は「心理戦の緊張感がすごい」「犯人と主人公の境界が曖昧になるのが怖い」との声が。2021年にサイコホラー部門で賞を受賞。

     

  • 怖さのタイプ:サイコ+サスペンス+エッツ。逃げ場のない心理的な追い詰めが強烈。
  • 似ている作品:『ミュージアム』(巴亮介)。猟奇殺人と心理戦の緊張感。

僕が死ぬだけの百物語(1) (サンデーうぇぶりコミックス)

第2位:僕が死ぬだけの百物語

  • 概要「怖いなぁ 怖いなぁ やだなぁ」 的野アンジによる怪談ホラー。2021年より「サンデーうぇぶり」で連載。自殺願望を抱える少年・ユウマが、一人きりで毎晩一つずつ怪談を語り、百物語を達成しようとするホラー漫画です。

    物語は基本的に、ユウマがカメラに向かって怪談を語るという形式で進みます。語られる怪談は1話完結型で本当に100物語を聞かされている感がする。都市伝説、幽霊、人怖など様々な種類の恐怖を語るユウマ。 しかし、よく聞いているうちに、単なる怪談集から、ユウマがなぜ百物語を始めのか、「こいつが百物語をする本当の目的はなんなのか」という 恐怖が姿を現します。

  • 反響:「短編ごとの怖さが完璧」と絶賛。Xでは「毎話トラウマ」と話題。
    怖さのタイプ:怪談+オムニバス。古典的ホラーの現代版。
  • 似ている作品:『闇芝居』。短編怪談の不気味な雰囲気が近い。

裏バイト:逃亡禁止(1) (裏少年サンデーコミックス)

第1位:裏バイト:逃亡禁止

  • 概要「田口先生は 毎回違うホラー投げてくる天才
    田口翔太郎による2人協力サバイバルホラー。
    多額の報酬を得られる代わりに常に命の危険と隣り合わせの「裏バイト」に手を出した二人の女性主人公、黒嶺ユメ。それぞれ異なる目的(借金返済や肉親の情報探し)のために大金を必要としている二人は、グレーな領域のアルバイトに身を投じます。しかし、これらの裏バイトは単なる危険な仕事ではなく、怪奇現象や人知を超えた存在に遭遇することが日常茶飯事。

    物語は基本的に一話完結、あるいは数話で一つの裏バイトを描くテンポの良い進行。想像を絶する状況に巻き込まれるも、2人が知恵と能力を駆使して生還しようと試みる。  ページを捲るたびに「うわっ」の連続で お化け屋敷を進んでいる感じ。それでも理由が気になるから 先に進んじゃうんだよな。いろんなバイトをするから「これ前にも あったな」が無い、たまにギャグを挟んでくるのもいい、こち亀みたいに続いて欲しい。1位。

  • 反響:田口翔太郎は本作で「次にくるマンガ大賞2021」Webマンガ部門5位を獲得。Xで「心臓が止まりそう」「ページをめくるのが怖い」と大反響。緻密な作画と不条理な展開がホラー愛好家を虜に。

  • 怖さのタイプ:サバイバルホラー+不条理ホラー。緊張感を求める人向け
  • 似ている作品:『カラダ探し』。サバイバルホラーの絶望感と緊張感。
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