- 1970年 大阪万博:6421万人(1日平均35.1万人)一般来場者中心
- 1990年 花の万博:2313万人(1日平均12.6万人)一般来場者中心、関係者含まず。
- 2005年 愛知万博:2205万人(1日平均11.9万人)関係者含まず。
- 2025年大阪・関西万博:50.2万人 (1日平均7.2万人) 関係者含まず。
開幕7日間集計(2025年4月13日~19日) 開催予定184日間
出だしは良くないけど、巻き返せる可能性はある。
開幕7日で 1日平均7万人ペースは 来場者目標の1日平均15万人と比べると物足りない。
しかし愛知万博(9日で50万人 5.5万人ペース)よりは早いため、巻き返せるチャンスはある。
もしかすると 愛知万博の来場者推移のようになるかもしれない。
愛知万博の入場者を見てみましょう。
愛知万博は8月以降がすごかった、大阪万博も出だしは似ているので達成は可能。
愛・地球博は開幕1週間は天候不順で低調(1日 5.6万人ペース)だったけど 口コミでリピーターが増えて、目標1500万(1日平均8.1万人)に対し、最終的に2205万(11.9万人)で大幅に目標を超えた。
中盤は2ちゃんねるとかで「冷凍マンモスに感動」「トヨタ館のロボットすごい」とかそういう口コミで来場者を下支え。
7~8月の夏休みは家族連れでブースト、9月はコンサートや花火の追加、「もうすぐ終了」で来場者がピークに達した。
あと1570万人は、これからの対応次第。
目標来場者数が2820万人。万博協会は 前売り券が969万枚売れたと発表しており。教育旅行などでさらに約230万枚の販売を見込んでいる、合わせると約1200万枚になるので 残り1570万人を集めれば達成となる。
開幕直後は課題が出る段階
Xや調査では「行きたい」が24%でやや控えめな数字。口コミでの来場者を期待したいところだが、Xでは「入場で待たされた」「目玉はない」「トイレの行列が長い」とネガティブな意見もある。
また通信障害、混雑、暑さ対策の不備がSNSで拡散しているので これをどう解消するか 対応が求められている。
課題への対応で 日に日に良くなる可能性が高い
前例から判断すると、最初に運営の課題が出て、ここから来場者の誘導や混雑の解消が進んでいく傾向があり、後半になるに従って快適になる事が多い。
個人的には20年に1回しかないので万博関連の交通・宿泊には1割程度の助成金を出しても良いような気もする。「助成金が出るなら 週末行こうかな」っていう人を呼び込める。その消費で回収できると思う。
また不人気が続けばテコ入れでのイベント追加などが見込めるので 特に終盤の9月は さらにお得に遊べるようになるかもしれないと見ています。 これからの発展に期待です。