キエフの北のロシア軍は撤退。ウクライナ軍は北東方面に展開中。
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ISW ウクライナ軍は東に進む。
ウクライナ軍は、イジュム南のスラビャンスクとBarvinkoveに向かうロシア軍を撃退。
ロシア軍とベラルーシ軍は、キエフ周辺のウクライナ軍を東に動かさないために 陽動行動を実施しているが、実際に再侵攻する事は無さそう。
そのため キエフ周辺のウクライナの部隊は安全にウクライナ東部に展開できる可能性が高い。
欧米の制裁で軍需品を生産できないロシア
ウクライナの主要情報局(GUR)は4月7日、ロシアの軍需企業がインフレとサプライチェーンの問題のために軍の発注を満たすことができず、それは西側の制裁の影響によるものだと報告している。
GURは、いくつかのロシア企業が国の注文を完了できないことと、ロシア防衛省が企業に対して赤字でもいいから製品を出せという対応に不満を持っているとの クレムリンへの報告内容を傍受したとしている。
ウクライナ北 ハリコフは依然砲撃されている。
ロシア軍はハリコフとその近郊の民間インフラを砲撃し続け、ウクライナ軍を釘付けにしようとしている。ウクライナ参謀本部は最大5つのロシアの大隊戦術グループ(BTG)が まだハリコフ周辺に展開しているとしている。
ウクライナ東 ロシア軍攻撃準備中。
「ロシア軍 かなりの兵力が集中」ドネツク州知事が現状語る #nhk_news https://t.co/t2qHIKvsxO
— NHKニュース (@nhk_news) April 8, 2022
4月7日ウクライナのクレバ外相は、ロシア軍はウクライナ東部での大規模な攻勢を準備していると述べた。ロシア軍は攻勢を進める前にウクライナ北東部から かき集めた部隊をドンバスに再配置しようとするだろうが、消耗しているため ほぼ役に立たないとみられる。
ドンバスを防衛したいロシア軍はイジュム-スラビャンスク間を強化し、スラビャンスクに進攻してウクライナ軍を包囲しようとすると見られる。
ロシアの同盟軍は4月7日にマリウポリ中心部を占領したと主張したが、まだウクライナ軍が南西部で戦っている。マリウポリがいつ陥落するのかは予測できない。
ウクライナ南 ケルソンは地獄。
ロシア軍はケルソン州の支配を強める活動を行っている。 ウクライナ参謀本部はロシア軍がケルソン州で厳しい弾圧(おそらくウクライナ市民の標的拘束と拷問、殺傷を実施している)を行っていると報告している。