セブンイレブンに並んでいた なんとも言えない味と香りのお茶「ルイボスティ」。飲みながら「で、ルイボスってなんだろか」と思ったので調べてみました。
ルイボス(Rooibos)は南アフリカのフィンボス地域に生えているマメ科の植物。
フィンボスという場所は植物の種類が多様で、その場所にしか無い植物が存在する地域。日本で言う屋久島、世界で言うガラパゴス諸島みたいな場所です。
ルイボスは 現地の言葉で red bush(赤い草むら)を意味します。
葉と茎を乾燥させたものがハーブティーの材料となり、ルイボスティー(特に南アフリカ)、ブッシュティー、レッドティー、レッドブッシュティー(イギリス)などと呼ばれて親しまれています。さすがイギリス、お茶マニア。
日本ではお茶といったら緑茶ですが、南アフリカでは お茶といえば 200年以上前からルイボスティ。南アフリカ出身の人が来たら ルイボスティを出してあげると喜ばれるかもしれません。(wikipedia)
効能
ルイボスティのメリットとしてはカフェインは入っていない所です。それでいながら豊富な抗酸化物質が含まれています。 私の場合 うっかりカフェインを摂り過ぎると頭痛がしますが、その心配がない所が良い。
最近ではノンカフェインのお茶、なんてのも流行っていますが、緑茶と違ってカフェイン除去工程を省くことが出来るため、豊富なポリフェノールをそのまま体内に取り込めるのがメリット。
(以下、飲めば病気が治るわけではありませんが、日常的に適量飲むと 体に良い成分が多い模様)
心臓と血管に優しい。
血管を収縮させて血圧を上昇させるアンジオテンシン変換酵素(ACE)の活動を妨害するため、血圧に良い影響を与える。
お肌にも良い
ルイボスティに多く含まれるフラボノールは、抗炎症作用や抗酸化作用があります。活性酸素は老化やシミ、しわ、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こすわけですが、これらの活性酸素の除去に働きかけるわけです。
糖尿病の予防効果が期待されている
またフラボノイドの一種アスパラチン(Aspalathin)が豊富に含まれており、これは血糖値を下げる事が分かっています。アスパラチンの効果に関してはまだ良く分かっていませんが、このアスパラチンは肝臓の調子を整えるので 糖尿病の予防効果もあるのではないかとされています。ただし これに関しては、追加の研究が必要な段階です。
結論。 良さげ。ロングランに期待。
ルイボスティーはカフェインゼロのため 時間帯を気にせず安心して飲める飲料。
飲料としての歴史も長く、血圧の状態を改善して、体の活性酸素と戦ってくれるので、緑茶と同じように日常用の健康飲料として長く付き合っていけそうな感じがします。
飲めるお茶のバリエーションが増えるのは良いことですわね。(グビー)