ミスフィッツは英国のSFコメディドラマ。 イギリスの不良グループが主人公なので大人向けです。暴力シーンというよりはアダルト色が強く、リビングで家族と見ると 「お、おう…」と気まずくなるシーンがあるので1人でこっそり見ましょう。
それでも 英国アカデミー賞を受賞してたりする 大ヒット作の一つです。
netflixやhuluで配信中です。
screenshot:https://www.happyon.jp/misfits
【あらすじ】
物語は5人の 不良少年・少女が軽犯罪で捕まり、更生プログラムのコミュニティセンターで働いている所からはじまります。 5人がブツクサ働いていると、突然天気が変わりラピュタでいうところの“龍の巣”的な嵐が 襲ってきます。
嵐のカミナリにやられた 5人はスーパーパワーに目覚めます。肉体はフツーの人間だけど、デスノートの主人公のように それぞれ変な能力を持ってる感じです。
ネタバレを極力抑えて 超能力の一部だけ紹介すると、不良少女の1人は相手の考えが読める能力で、いわゆるサイコメトラーです。
「相手の考え読めるなんて素敵やん Daigoみたいにババ抜きで勝てるやん?」と思いきや、付き合っていた優しい彼氏がただヤリたいだけのゴリラだと分かったりして 人間不信になり 最初は なかなかうまくいきません。
他の不良は アベンジャーズみたいに力をあわせるのかと思いきや、このヤンキーたちは協調性とやる気がゼロなので 普通に生活しやがります。ヒーローっぽいことはまるでしないので、
「なにこれ 全然おもしろくないじゃん」という展開が2話くらい続いた後で、だんだん大きな事件に巻き込まれはじめて面白くなります。
ミスフィッツの舞台はロンドンの南西
ミスフィッツの製作は英国ですが、アメリカでもhuluで放送されていて2011年度は一番見られているシリーズになっています。
ミスフィッツのロケ地はロンドンの南西。テムズミードにあるサウス・ミア池の近くだそうです。
ミスフィッツの撮影に使われたのはサウス・ミアのコミュニティセンター。 ベクスリー大学なども使われています。
高架下のシーンはボストン・マナー・パークにあるM4道路です。ドラマに登場する家具の多くがブルネル大学の古いラニーミードキャンパスのものから組み込まれています。詳細
この先はネタバレ注意です
キャストとキャラクター
ミスフィッツはシーズンが進むに従ってメインキャラクターが入れ替わっていく構成になっているので、誰中心か分かりにくくなった時にどうぞ。
シーズン1 | シーズン2 | シーズン3 | シーズン4 | シーズン5 | |
カーティス | メイン | メイン | メイン | メイン | |
サイモン | メイン | メイン | メイン | ||
ケリー | メイン | メイン | メイン | ||
アリーシャ | メイン | メイン | メイン | ||
ネイサン | メイン | メイン | ゲスト | ||
ルーディ | メイン | メイン | メイン | ||
ジェス | メイン | メイン | |||
フィン サモン | メイン | メイン | |||
アビー | メイン | メイン | |||
アレックス | リカーリング | メイン |
シーズンの概略
シーズン1(2009)全6話のあらすじ
英語の予告
シーズン1は 非行青年3人と女性2人の話。
5人は軽犯罪で捕まったので 更生施設のプログラムに参加していた。ブツクサ言いながら屋外で働いていると 不思議な嵐に遭遇。5人はスーパーパワーに目覚めるのでした。
最初はそれぞれの性格を反映した能力に焦点があたる。
鬼嫁・ケリーはテレパシーで相手の心を読む。
イケメン・カーティスは 時間をさかのぼる。
セクシー・アリーシャは自分に触れた男を性のケダモノに変える。
オタク・サイモンは透明人間。
ヘタレ・ネイサンはなにも能力がないように見えました….
ここで 嵐でおかしくなった更生施設の職員トニーがいきなりケリーに襲いかかります。びびったケリーはトニーを正当防衛でうっかり殺します。
「やべーよ、警察に話した所でアタイらは不良グループだから誰も信じてくれねぇよ」ということで、5人はトニーを埋めることにします。
シリーズ1はトニーの死体をバレないように隠す事がテーマになります。
トニーの交代でやってきたのは、トニーの婚約者サリーでした。サリーは5人を疑い始めます。サリーは殺されたトニーの情報を聞き出すために オタクのサイモンに近づきます。サイモンちょろすぎです。
サリーがサイモンのスマホをパクって調べると、ネイサンが「俺たちがトニーを殺した」といってる動画が見つかります。
サリーはサイモンに「自首しろ、このアンガールズが」的な事を言って立ち去ろうとしますが、ネイサンは透明人間になってこれを阻止、勢い余ってサリーを殺してしまいます。
ここからは細かい話がいくつかありますが ネイサンは 基本ヒモみたいなヘタレ男なので、母から家を追い出されて コミュニティセンターで暮らしています。ネイサンは俺にも能力があるはずと探しますが見つかりません。
アリーシャは すぐムラムラするのでスポーツマンのカーティスを操って 関係を無理矢理持ちます。
カーティスは時間を巻き戻し元カノ(サム)と別れていない時代に戻ります
サリーの死体も処分した後、ヤンキーグループが働くコミュニティセンターには「不良をマジメに更生する」というカルト的な若者の集団がやってきます。
アリーシャはカルト集団のリーダー レイチェルに会って洗脳され超マジメになります。なんとレイチェルも嵐によって洗脳の能力に目覚めた能力者でした。
レイチェルはカーティスやケリーまでも洗脳して2人は別人になってしまいます。
ネイサンは3人を取り戻そうと戦い、レイチェルと屋上で戦いますが、二人とも屋上から落ちて死んでしまいます。ここで無いと思っていたネイサンの力が明らかになります。ネイサンの能力は「不死身」 なんと墓で目を覚まし 傷がない状態で復活するのでした。
シーズン2(2010) 全7話
カルト教団が現れてからというもの、グループは謎のマスク男に尾行されるようになった。以前ネイサンをカルト集団から助けた男である。
マスクマンは危険察知能力があるらしく、どういうわけか事件が起こる前にグループを危機から救ってくれるのであった。
そんなわけでマスクマンはケリーにネイサンはまだ生きていると告げたり、カーティスが襲われて窒息死するところを助けたりしていた。
アリーシャは命を2度も狙われるが、マスクマンに助けられて2度めは隠れ家に連れて行かれる。マスクマンの正体は未来からやってきたサイモンだった。アリーシャはサイモンに心惹かれるが、自分が 現在のサイモンに恋をする事を知って動揺する。
未来のサイモンは 自分たちの超能力がやがて世間に知れ渡ることになりタイムラインが崩壊すると警告する。
サイモンは未来の出来事を他人に話すと未来が変わってしまうため 決して他人に話してはならないとアリーシャに言うが、未来サイモンが自分を犠牲にしてアリーシャを守ろうとするので アリーシャは現在のサイモンに真実を伝えようとする。
サブ プロットとしてはネイサンの不死身の能力が霊媒の能力へ進化。ネイサンとケリーの関係は失敗。カーティスはアリーシャと別れて、ニッキーという 心臓移植でテレポーテーション能力がつかえるようになった女の子と仲良くなる。
3ヶ月後、グループはは超能力をセスに売ることにする。セスは元は麻薬の売人で、能力を人から人へ移し替えることができる。
エリオットという司祭はアリーシャとニッキーを含めて、いろんな能力を購入して、キリストの再来を名乗り強制的に寄付をつのっていた。能力から開放され喜ぶメンバーだったが、カーティスとニッキーが働いていた所に、そのエセキリストの信者が強盗にやってきてニッキーは死んでしまう。
グループは再び力を取り戻すためにエリオットが信者から集めた金を強奪しようとするが、うっかり殺してしまう。カーティスは過去にさかのぼる能力を買いに行くが、セスはヒトラーを殺したいというユダヤの老人にその能力を売ったあとだった。
グループはセスから新しい能力を買うことにする。
シリーズ3に続きます