Amazon 詐欺マーケットプレイスでの被害を防ぐための対処法

4月24日以降、大手通販サイト「Amazon.co.jp」で、詐欺が急増しています。注文したはずの商品が届かなかったり、発送先の住所や氏名などの個人情報が詐欺業者にもれて勝手に住所と氏名が利用されてしまうという被害がでているようです。

こちらで買ってくださる方もいらっしゃるので、何かお役に立てればと今回は被害を予防するポイントや激安商品を買った後で被害を防ぐための手段、それから被害に遭われた時の対処法をまとめてみました。

■Amazonの商品は3種類

1.Amazonが販売・発送している商品
2.Amazon以外の業者や個人が販売しAmazonが発送しているマーケットプレイス商品
3.Amazon以外の業者や個人が販売し発送しているマーケットプレイス商品

購入する時に問題が起こっているのは3のケースです。

もちろんまっとうなマーケットプレイス業者さんもいらっしゃいますが、詐欺業者を見分けるのは難しいので、現在はマーケットプレイスから購入するのは避けたほうが無難です。Amazonが販売や発送している商品だけがいいです。

マーケットプレイス詐欺業者の見分け方

Ａｍａｚｏｎマーケットプレイスでの怪しい出品者の特徴は

・Amazonによる発送ではない
・過去に全く実績がない
・最近の取引がない。
・明らかに不自然なほど安い（通常の3～5割の価格、もしくは1～100円など）
・過去に数件の取引があってレビューの評価は高いが、最近は取引をしていない。
・発送地が海外
である事が多いです。

この中でまともな業者は一番下のBIRODEさんだけ。取引件数が多くAmazonが発送しています。他の業者は発送元が怪しく、取引がないのがほとんどです。

■購入して詐欺業者と取引した場合の対処法

詐欺の兆候

●海外発送のため到着まで時間がかかると説明
●出荷したと表示があっても、犯人が別の荷物の追跡番号を登録しているので届かない。

こんな場合は「マーケットプレイス保証」を申請して返金をうけることができます
「マーケットプレイス保証」は、商品の品質が悪かったり、商品が送られてこない等の詐欺が発生したときに、Amazonが配送料を含めた最大30万円までを保証します。

正式には以下のような手続きがあります。

1.申請の前に、アカウントサービスから出品者に連絡
2.出品者に連絡し、2営業日が経過しても、出品者から返事がない
3.支払いを済ませたが、お届け予定日を過ぎても商品が届かなかった場合
お届け予定日の最終日から3日後、または注文日から30日後に申請することができる。

ただ今回の詐欺商品はお届け予定日が遅めに設定されていることも多いので、直接Amazon カスタマーサービスに電話やチャット、メールで直接問い合わせたほうが有効です。

住所や氏名が不正利用された場合の対処法

詐欺業者と取引すると個人情報（住所、氏名、電話番号）が相手に渡ってしまうので
最悪の場合、氏名、住所、電話番号で出品される可能性があります。

ねとらぼ（「この詐欺野郎」――身に覚えのないメールが数百件）には、昔出品されていた方がアカウントを不正利用された時の対処法が載っています。住所や氏名を不正利用された場合、英文で「登録していたメールアドレスを変更しました」というメールが届き、3時間後くらいから、急に知らない番号から、問い合わせの電話がかかってきたそうです。

対処法としてはまずサポートセンターに電話、その後メールをすると商品ページが一斉に削除されるそうです。