AMラジオが聞こえない時の対処法

AMラジオがうまく聞こえない時の対処法についてまとめてみました。

Q. 屋内だとうまく受信できないんですが…

A. ラジオやアンテナを窓際に置いてみましょう

まずは外と建物内で、受信感度の違いを確かめてみましょう。建物の中で聞こえづらいという時には、マンションなどの鉄筋コンクリートなどは電波を遮断してしまうので、聞こえにくくなっていたりします。

また網目の金属が入ったガラス窓や外壁が金属の場合は電波を反射してしまうので同様に聞こえにくくなります。なるべく窓際にラジオを設置するようにしましょう。ガラスは電波を通しやすいので開けなくても大丈夫です。しかし、あまりにも小さい換気用の窓では、難しいかもしれません。

Q. ポケットラジオがうまく受信できません

A.ラジオ本体が小さい場合は置き場所や向きを変えてみましょう

AM用のアンテナは、大抵、棒状のバーアンテナや、ループアンテナが使用されています。バーアンテナは、コイルの形でラジオに内蔵されており外部からは見えません。

 

アイコー電子 AMバーアンテナ PA-63R

バーアンテナ

パナソニック AMループアンテナ RP-CNME30-K

ループアンテナ

ポケットラジオの中にも大抵小さなバーアンテナが入っているのですが、本体を小さくするために小型のものが使われており、大きなラジオに比べて受信感度が劣っている場合もあります。

ただ、小型でもAMラジオやループアンテナを窓際に置いて、放送局の電波がアンテナを通過するように向きを調整するとうまく聞こえる事があります。もしそれでもダメなら この様な機器を使うと少し受信しやすくなります。

この赤色の銅線がグルグル巻いてある大型のループアンテナはラジオ局から飛んできた電波と共振することで、AM波を増強する効果があります。そもそも全く電波が入らない場合は意味は無いですが、電波が弱くて雑音のむこうに声が聴こえる場合には試してみる価値があります。

使い方は簡単で、まずラジオの周波数を合わせて、つぎにこの赤色のループアンテナを調節するだけです。

ER-C57WR(ELPA)とSRF-M806(SONY)とAN-200(TECSUN) 中波用ループアンテナの調整による変化と振舞


Q. ラジオから雑音がします

A. パソコン、ゲーム機、スマートフォン等から遠ざけてみましょう

家の中の家電製品からはノイズの元になる電磁波がでている可能性があります。確かめてみるために、ラジオを近づけてみましょう。大抵の電化製品に近づけるとノイズがでるので、できるだけ離すのがポイントです。

Q.山間では聞こえなくなります。

A. インターネットラジオを活用してみましょう。

山や高い建物に遮られると、どうしてもの電波が届かないところもあります。しかしパソコンやスマートフォンのインターネットを使用してラジオを聞くことができます。

かなり通信容量がかかるのでWi-fiを利用したほうが良いのですが、安定してラジオを聞くことができます。

ネットラジオには2種類あります。NHKの番組を配信する「らじる★らじる」と民法のラジオを提供する「radiko」です。


スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする