【回答】予算25000円以下のSIMフリースマホ本体で買って良いものとダメなもの 2019

質問の概要

毎月1GB未満使用、5分かけ放題で月々5000円ちょっと支払っています
もうすぐ2年契約更新の時期で、格安simにしようと思っています。

マンションなのでドコモかソフトバンク回線を検討しています。あんまりお金をかけたくないので、25000円以内で安い端末があればオススメを教えてください

各種サイトの売上ランキング約50台を比較して探してみました。スマホは比較する項目が多くて、どれが値段の割にしっかりしているのか、分かりづらいと思います。

3万円以下で性能の良いスマホを比較した結果、最初の候補として上がったのが、ファーウェイ、OPPO、ASUS、UMIDIGIの4社でした。

結論から言えば、ナンバーワンはファーウェイで、ディスプレイ、速度、安定性、品質保証の面で段違いでした。次に良い製品を出しているのがOPPOです。

ただOPPOは同価格帯で比較するとファーウェイには及んでいません。ディスプレイ、カメラ、CPUの面で負けています。

中国本土のスマホシェア

中国ではHuawei Oppo vivoの3強の対決となっていますが、開発力が違うHuaweiが一足先に行っています。

中国本土
スマホシェア (%)
2017Q42018Q12018Q22018Q32018Q4
HuaweiHUAWEI P30 Lite パールホワイト SIMフリースマートフォン 【日本正規代理店品】20%22%26%23%28%
OppoOPPO AX7【国内正規品】6.2インチ/SIMフリースマートフォン/ブルー(4GB/64GB/4,230mAh) CPH1903(BL)17%18%19%21%20%
vivoVivo iqoo(アイクー) RAM 6GB/8GB + ROM 128GB Snapdragon 855 Funtouch 9 6.41インチSuper AMOLEDディスプレイ 4000mAh超大容量バッテリー 44W超急速充電 トリプルカメラ搭載 スマートフォン 本体(グローバル版/日本語対応・Googleアプリ対応) (オレンジ, 8+128GB)15%16%18%21%19%

UMIDIGIはサポートに問題があり、ASUSはコスパが良くない。
AmazonでUMIDIGIを展開するUMI社ですが、3社と比べると 比較にならないくらい小規模な会社です。やたらRAMが大きかったり、大容量だったりと トガった製品を出すことが多いのですが、品質にバラツキがあります。

UMIDIGIはPowerとA3 Proという激安スマートフォンを販売していますが、これは液晶が正常に映らなかったり、カスタマーサービスとのトラブル報告が多く 長く使うには不安が残ります。当たりを引けばコスパは高いのですが、完全に運です。

最後にASUSですがカスタマーサポートは良いのですが、RAMが少ないので動きがもっさりするので損します。 OPPOと同じで値段の割にはスペックが低いという問題を抱えています。

とはいえASUSは台湾のメーカーですので、中華製品は嫌、という場合はASUSをオススメします。ASUSは動作に支障が出たら必ずサポートしてくれます。

ファーウェイの端末の安全性については別記事で調べています

25000円以下のSIMフリー端末の比較表

 HUAWEI P20 liteOPPO AX7HUAWEI nova lite 3
 HUAWEI P20 lite 5.84インチ SIMフリー スマートフォン クラインブルー 【日本正規代理店品】OPPO AX7【国内正規品】6.2インチ/SIMフリースマートフォン/ブルー(4GB/64GB/4,230mAh) CPH1903(BL)HUAWEI nova lite 3 SIMフリー [ミッドナイトブラック]
 ¥24,780¥21,100¥21,992
 5つ星のうち4.25つ星のうち3.85つ星のうち4.1
OSOS:Android 8.0 Oreo / EMUI 8.0ColorOS 5.2(Android8.1ベース)Android 9
CPU

HUAWEI Kirin 659
8コア (4 × 2.36GHz + 4 × 1.7GHz)

Qualcomm Snapdragon 450 (8☓1.8GHz)

HUAWEI Kirin710 オクタコア
(4 x 2.2 GHz A73 + 4 x 1.7 GHz)

ディスプレイ約5.84インチ FHD+ TFT, 2280×1080ピクセル6.2インチ, HD+(1520×720) 約6.21インチ、2340 x 1080ピクセル
メモリRAM 4GB
ROM 32GB
RAM 4GB
ROM 64GB
RAM 3GB
ROM 32GB
メインカメラメインカメラ約1600万画素+約200万画素
インカメラ:1600万画素
1300万画素+200万画素
インカメラ: 1600万画素
アウトカメラ:約1300万画素+200万画素
インカメラ:1600万画素
バッテリー容量3000mAh4230mAh3400mAh
サイズ幅:71mm高さ:149 mm厚さ:7.4 mm幅:75.4mm高さ:155.9mm  厚さ:8.1mm
幅:73.4 mm高さ:155.2 mm厚さ:7.95 mm
重さ約145 g約168g約160 g
SIMカードNano SIM x 2Nano SIM x 2nanoSIM x 2
 FDD LTE:B1/3/5/7/8/18/19/26/28
TDD LTE:B41
キャリアアグリゲーション対応、auVoLTE対応
WCDMA:B1/2/5/6/8/19
GSM:850/900/1800/1900MHz
セカンダリーSIM:GSMの上記周波数(音声通話のみ)
GSM: 850/900/1800/1900MHz
WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
FDD-LTE: Bands 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28
TD-LTE: Bands 38/39/40/41
GPS: GPS/A-GPS/GLONASS/Beidou/Galileo
WLAN Function: WLAN 2.4G
FDD LTE: B1 / 2 / 3 / 8 / 17 / 18 / 19
TDD LTE: B41
キャリアアグリゲーション対応、auVoLTE対応*2
WCDMA: B1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 19
GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz

この中でユーザー人気が一番安定しているのはHuawei P20 Liteです。ファーウェイのPシリーズはフォト(Photo)のPとも呼ばれていますが、特にカメラに強く、道すがらの花もキレイに撮れます。

Huawei P20 Liteがオススメな3つの理由

Huawei P20 Lite

実際に購入してみました。使ってみて思ったのは Huawei P20 Lite は反応がよく スキがない製品だということです。控えめに言っても日本製の5万円モデルに匹敵します。

特に便利な3点は

指紋認証がやたら速い。触って1秒でホーム画面が映ります。4ケタの暗証番号を押さなくても良いので 時間が節約できます。

文字が見やすい。フルHDの液晶なので小さい文字も いちいち拡大しなくて読むことができます。8コアCPUなので反応も速く、アプリ使いつつ サイトを見たりしても なかなか重くなりません。

③1.8秒で写真が撮れる。 ちょっとした記録の写真も可能。

横についているボタン(ミニオンがさしているところ)を2回押すだけで0.6~1.8秒でカメラが撮れます。

これで道に咲く花だとか、忘れがちなバスの運行表だとか、細々した連絡だとか、行事の日程だとかを撮ることができます。

P20Liteで撮ってみた写真

実際にP20Liteで撮ってみた写真です。

アンテナもドコモ、au、ソフトバンク系列の格安シム回線に対応しているので、問題なく使うことができます。

問題点はアメリカ情勢くらいですが、すでにP20Lite は アンドロイド9を搭載しているので、これがあとになって「ファーウェイだから 電話やインターネットにつなげない」なんてことにはなりません。そんな機能は無いです。

P30liteという新型機種もありますが、それほど大幅な進化ではなく 価格が1万円も離れているので、この価格帯ですと P20liteが圧倒的なコスパです。


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