質問の概要
毎月1GB未満使用、5分かけ放題で月々5000円ちょっと支払っています
もうすぐ2年契約更新の時期で、格安simにしようと思っています。マンションなのでドコモかソフトバンク回線を検討しています。あんまりお金をかけたくないので、25000円以内で安い端末があればオススメを教えてください
各種サイトの売上ランキング約50台を比較して探してみました。スマホは比較する項目が多くて、どれが値段の割にしっかりしているのか、分かりづらいと思います。
3万円以下で性能の良いスマホを比較した結果、最初の候補として上がったのが、ファーウェイ、OPPO、ASUS、UMIDIGIの4社でした。
結論から言えば、ナンバーワンはファーウェイで、ディスプレイ、速度、安定性、品質保証の面で段違いでした。次に良い製品を出しているのがOPPOです。
ただOPPOは同価格帯で比較するとファーウェイには及んでいません。ディスプレイ、カメラ、CPUの面で負けています。
中国本土のスマホシェア
中国ではHuawei Oppo vivoの3強の対決となっていますが、開発力が違うHuaweiが一足先に行っています。
中国本土 スマホシェア (%) | 2017Q4 | 2018Q1 | 2018Q2 | 2018Q3 | 2018Q4 |
Huawei | 20% | 22% | 26% | 23% | 28% |
Oppo | 17% | 18% | 19% | 21% | 20% |
vivo | 15% | 16% | 18% | 21% | 19% |
UMIDIGIはサポートに問題があり、ASUSはコスパが良くない。
AmazonでUMIDIGIを展開するUMI社ですが、3社と比べると 比較にならないくらい小規模な会社です。やたらRAMが大きかったり、大容量だったりと トガった製品を出すことが多いのですが、品質にバラツキがあります。
UMIDIGIはPowerとA3 Proという激安スマートフォンを販売していますが、これは液晶が正常に映らなかったり、カスタマーサービスとのトラブル報告が多く 長く使うには不安が残ります。当たりを引けばコスパは高いのですが、完全に運です。
最後にASUSですがカスタマーサポートは良いのですが、RAMが少ないので動きがもっさりするので損します。 OPPOと同じで値段の割にはスペックが低いという問題を抱えています。
とはいえASUSは台湾のメーカーですので、中華製品は嫌、という場合はASUSをオススメします。ASUSは動作に支障が出たら必ずサポートしてくれます。
ファーウェイの端末の安全性については別記事で調べています
25000円以下のSIMフリー端末の比較表
HUAWEI P20 lite | OPPO AX7 | HUAWEI nova lite 3 | |
¥24,780 | ¥21,100 | ¥21,992 | |
5つ星のうち4.2 | 5つ星のうち3.8 | 5つ星のうち4.1 | |
OS | OS:Android 8.0 Oreo / EMUI 8.0 | ColorOS 5.2(Android8.1ベース) | Android 9 |
CPU | HUAWEI Kirin 659 | Qualcomm Snapdragon 450 (8☓1.8GHz) | HUAWEI Kirin710 オクタコア (4 x 2.2 GHz A73 + 4 x 1.7 GHz) |
ディスプレイ | 約5.84インチ FHD+ TFT, 2280×1080ピクセル | 6.2インチ, HD+(1520×720) | 約6.21インチ、2340 x 1080ピクセル |
メモリ | RAM 4GB ROM 32GB | RAM 4GB ROM 64GB | RAM 3GB ROM 32GB |
メインカメラ | メインカメラ約1600万画素+約200万画素 インカメラ:1600万画素 | 1300万画素+200万画素 インカメラ: 1600万画素 | アウトカメラ:約1300万画素+200万画素 インカメラ:1600万画素 |
バッテリー容量 | 3000mAh | 4230mAh | 3400mAh |
サイズ | 幅:71mm高さ:149 mm厚さ:7.4 mm | 幅:75.4mm高さ:155.9mm 厚さ:8.1mm | 幅:73.4 mm高さ:155.2 mm厚さ:7.95 mm |
重さ | 約145 g | 約168g | 約160 g |
SIMカード | Nano SIM x 2 | Nano SIM x 2 | nanoSIM x 2 |
FDD LTE:B1/3/5/7/8/18/19/26/28 TDD LTE:B41 キャリアアグリゲーション対応、auVoLTE対応 WCDMA:B1/2/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz セカンダリーSIM:GSMの上記周波数(音声通話のみ) | GSM: 850/900/1800/1900MHz WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19 FDD-LTE: Bands 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28 TD-LTE: Bands 38/39/40/41 GPS: GPS/A-GPS/GLONASS/Beidou/Galileo WLAN Function: WLAN 2.4G | FDD LTE: B1 / 2 / 3 / 8 / 17 / 18 / 19 TDD LTE: B41 キャリアアグリゲーション対応、auVoLTE対応*2 WCDMA: B1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 19 GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz |
この中でユーザー人気が一番安定しているのはHuawei P20 Liteです。ファーウェイのPシリーズはフォト(Photo)のPとも呼ばれていますが、特にカメラに強く、道すがらの花もキレイに撮れます。
Huawei P20 Liteがオススメな3つの理由
実際に購入してみました。使ってみて思ったのは Huawei P20 Lite は反応がよく スキがない製品だということです。控えめに言っても日本製の5万円モデルに匹敵します。
特に便利な3点は
① 指紋認証がやたら速い。触って1秒でホーム画面が映ります。4ケタの暗証番号を押さなくても良いので 時間が節約できます。
②文字が見やすい。フルHDの液晶なので小さい文字も いちいち拡大しなくて読むことができます。8コアCPUなので反応も速く、アプリ使いつつ サイトを見たりしても なかなか重くなりません。
③1.8秒で写真が撮れる。 ちょっとした記録の写真も可能。
横についているボタン(ミニオンがさしているところ)を2回押すだけで0.6~1.8秒でカメラが撮れます。
これで道に咲く花だとか、忘れがちなバスの運行表だとか、細々した連絡だとか、行事の日程だとかを撮ることができます。
実際にP20Liteで撮ってみた写真です。
アンテナもドコモ、au、ソフトバンク系列の格安シム回線に対応しているので、問題なく使うことができます。
問題点はアメリカ情勢くらいですが、すでにP20Lite は アンドロイド9を搭載しているので、これがあとになって「ファーウェイだから 電話やインターネットにつなげない」なんてことにはなりません。そんな機能は無いです。
P30liteという新型機種もありますが、それほど大幅な進化ではなく 価格が1万円も離れているので、この価格帯ですと P20liteが圧倒的なコスパです。