LG電子のPCモニタ(WG2261V)をDIYで修理 【手順・紹介】

6年前くらいに買ったLG電子の液晶ディスプレイ(WG2261VT)が突然壊れました。タッチ式の電源スイッチを何回触っても電源オンにならない。

「なんでじゃー!」と内心 焦りながらググってみると、モニターの電解コンデンサが寿命ということで、これを交換すれば治るとの事でした。

修理に出すとバカ高いけれども、コンデンサ交換だったら1000円もあればイケる!ということで、DIYで直すことに。

ハンダ付けとかやったことないですけど、壊れてるのでダメで元々です。作業の流れはこちらの方の動画とほとんど一緒でした。

使ったもの

・ハンダごて
・ハンダ
・ハンダ吸い取り機

・ニッパー(コンデンサの足切り用)
・ペンチ(ケーブルを引き抜くのに必要)
・+/-ドライバー

・電解コンデンサ 


・1000μF 16V …3個(ルビコンMCZ)
・470μF 35V…3個(ルビコンZLH)

秋月電子のネット通販で購入 送料込みで830円でした)


いざ修理

PCのモニターの下の部分からマイナスドライバーをぐいっと挿し込んで、こじ開けます。パッキンで止められてるので、外す時にバキバキッと音が出ますが気にしない

開けると、音声ジャックのところから端子がつながってます。ペンチで外しましょう。めっちゃ硬いです。フンヌーって言います。

中はこんな感じになってるので、

カバーを外しましょう。

4箇所ケーブルでつながってるのでペンチで引き抜きます。爪でやると、爪がはがれるくらいの固さです。

裏面をひっくり返すと、またしてもケーブル。これをペンチで外せば いよいよ基盤が取り外れます。4箇所ネジで止まってるので、これもドライバーで外します。

基盤が出てきました。今回交換するのは6つ。

黄色いのが1000μF
赤いのが470μF のやつです

コンデンサーは極性(プラスマイナス)があって。てっぺんに白い印がついてます。これは左についてますね。

最初についている向きと同じように付けてあげればオッケーです。作業中に向きを忘れそうなんで、スマホで写真を撮っておくか向きをメモしましょう。


ハンダ付け作業

ハンダ付け完了。全部で12ヶ所。やっぱり右側の2ヶ所が、つけるのもハズスのも、ちょっと時間がかかります。

ハンダ付けが難しい方は作業しながらでもいいので、こちらとかこちらの動画を見ると、感覚がつかみやすくなります。


ハンダをつけ終わったら、元通り組み上げて完成です。 

モニターが映った瞬間、みんな「うおぉぉおお!!」って言いますが私もいいました(笑)

いやー 頼んだら15000円くらいしますが DIYだとほぼ1000円で大幅な節約です。ダメ元でトライしてみるもんですね。


これからDIYされる方へ

ハンダ作業する時は煙を吸い込まないように、息を吐きながら作業するのがオススメです

作業は大体2時間くらいでした、半田経験のある方ならそんなにかからないと思います(笑)

高いハンダゴテじゃなくても修理できるので初心者の方もレッツトライ。ダイキとかハンズマンで売ってるこういうオーソドックスな半田ゴテで大丈夫です。

今回事前に、買っておいた360円のハンダ吸い取り器は、ハンダ失敗の時にめっちゃ役に立ったので、初心者の方にオススメです。失敗→やり直しが楽。

Amazonで購入すると、中国から発送されてくるので到着まで1週間くらいかかったのは難点ですが、買ってよかったグッズです。

使い方は下の動画のような感じです。
かつてダイソーにもあったらしいけど、私の近所では売ってなかった(笑)


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