イズミシェーバー IZF-V56をレビュー【低価格で最強の4枚刃】

IZF V56

今まで貝印のT字カミソリBesty EX3で剃ってきたのですが、節約して何週も使ってきたせいで、切れ味が鈍ってきて、剃るというより 抜いている感覚になったので、今回は4枚刃の電気シェーバーに変えてみることにしました。

圧倒的なIZUMIシェーバーのランニングコスト

説明書によると、2週間程度の交換が目安のT字カミソリに比べて、この電気シェーバーの刃は1~2年間の交換になっています。(外刃:1年:約1800円  内刃:2年 1100円)。

ちなみにパナソニック4枚刃は 外刃1年:3000円 内刃:2年 2300円で、さらに洗浄剤代までかかったりします。

これなら1年あたり2350円程度なので、2週間 45円程度で済みました。T字より安い…初めからこの電気シェーバーにしておけばよかったです。

4000円以下で4枚刃

肌がそこまで強くないので、ウェット剃りもできる4枚刃を探していたら、他社の製品もヒットしたのですが、それぞれお値段が1~2万円となかなか手を出しづらい価格でした。

なので 約4300円でIZF-V56を購入。ほぼ半額から1/5の値段なので、正直そんなに期待は出来ないかなと思っていましたが、これが大誤算で今ではすっかりファンになってしまいました。今は値下がりして3700円程度のようですが良かった。いい製品は広まってほしいです。

V56のメリット

・内刃が3枚駆動でターボ付きなのは 全シリーズでもV56だけ
・ソリッドシリーズの中で唯一リチウムイオン搭載。1日3分くらいの使用なら
 1ヶ月くらい充電しなくてよいのでラク。
・充電しながらドライ剃りも可能
・防水性能 IPX7基準合格なのでウェット剃りもできます

 イズミシェーバーの性能が分かる比較表はこちらから


外観


箱の側面には剃り味は”普通”なんて書かれてますが、ツルツルに剃れます。

IZF V56

IZF-V25(3枚刃)に比べて、梱包がしっかりされてます。

IZF V56

中には電源アダプター、ポーチ、ブラシ、刃先のカバー、説明書が入っていました。

IZF V56

本体は全体がプラスチックで光沢があります、持ちやすい形状で滑ることもありません。
ボタンは電源ボタンだけ。押すごとに①普通剃り→②ターボモード→③停止と切り替わります。電源を消すとバッテリー残量が5段階で表示されます。

最初からバリバリ剃れるフル充電状態で届きました。

可動する外刃がフィットして深く剃れる

IZF V56

外刃には3枚の外刃と ”反り返るくせ毛”をキャッチするヒゲトリマー刃がついています。
外刃を押し込むと、それぞれが凹んで肌に密着します。

【内刃も連動】

IZF V56
内刃3枚もそれぞれ外刃に連動して動きます。手にとってよく見ると、この外刃と内刃のスキマもほとんどないので、肌に密着してかなり深剃りできます。

IZF V56

キワゾリ刃はスイッチがけっこう硬めなので、操作中にパタンと閉まる心配がないです。幅は2cmくらいと狭いですが、長いくせ毛を剃り上げます。

【剃り味はスパスパでヒゲが 全然痛くない】

剃ってみると私のような太めのヒゲでもスパスパよく剃れます。新しいということもあるのでしょうが、3枚刃のIZF-V25と違って4枚刃で1ストロークあたりの刈り取る量が増えているので、2往復くらいで十分剃れました


ウエット剃りもOKで 敏感肌も安心

IZF V56

水にタフなので丸洗いも可能です

説明書には書かれていませんが、防水レベルはかなり高い IPX7基準をクリアしています。(1mの水深に30分つけても本体に水の侵入がない)

ですのでシェービングクリームをつけながら使っています。

レビューには「剃った時に血が出たとあったので不安でしたが、順剃りでも逆剃りでも、まったく血は出ませんでした。「おかしいな」と思いながら剃っていたら4分くらいでヒゲを全部剃り尽くしてしまって、もう完全にツルツルになってしまいました。

お風呂剃りも推奨はされていませんが使えます。もちろん本体をお湯につけてはいませんが、換気して湿気が本体になるべく入り込まないようにして、風呂上がりに洗浄/オイル塗りをすれば長く使えそうです。

ドライ剃りも試してみたのですが、こちらはアゴ下の皮膚の弱い部分がヒリヒリしました。私は肌が弱い方なので、特に敏感肌の方は同じように剃った後にシェーブローションがいるかもしれません。

【速度1.2倍のターボモードで高速に剃る】

新機能のターボモードを使うと、音が変わって(ウィーン→ヴィィィイン)、あっという間にヒゲがせん断されるので、より早くつるつるになります。

業界最速レベルのリニアモーター駆動

picture:izumi

V56は通常モードで約16,000ストローク/分します、ターボモードにすると17,400ストローク/分に上がるので、より速く剃ることができます。速さがよく分かりませんが

BRAUNシリーズ9の回転数は公式の発表はありませんが、実測で14,400rpm程度、パナソニックのフラグシップモデル ラムダッシュの5枚刃(ES-LV9B)は14,000rpmでした。

IZUMIのV56は 通常のモードでも充分速いモーターを使っている事が分かります。

実は標準クラスの駆動音

IZF V56  騒音 音量

レビューでは音が大きいとありましたので、通常モードの音を調べてみました。携帯の測定器で測ってみると67~70db(デシベル)。ブラウンの往復式シェーバーが70db、パナソニックラムダッシュ5枚刃が72dbくらいなので往復式としては標準レベルのようです。

通常モードの音(主音量に注意)

音の大きさ

70デシベル 
・ステレオ(正面1m、夜間)
・騒々しい事務所の中・騒々しい街頭

 60デシベル 
・静かな乗用車・普通の会話

「dB」デシベルとは

ターボの音は?

IZF V56 ターボ 音

「あれ…かわらない…」

ターボにすると音量があがったような気もしましたが、正確には周波数(音色)が変わっただけで数値的には変わりませんでした。ただターボにするとモーターの駆動音が変化するので それが気になる方がおられるかもしれません。

ターボの時の音(主音量に注意)


2週間以上充電が不要のバッテリー

IZF V56 バッテリー残量 5LED

3枚刃のシリーズと違って、この機種はリチウムイオンバッテリーを搭載しているため、1日5分くらい使っても充電無しで2週間以上もっています。剃りもパワフルです。

カタログによると充電なしで1日3分で1ヶ月 動くそうですが、なかなか電池が無くなりません。リチウムイオンバッテリーはニッケル水素電池のような、メモリー効果(継ぎ足し充電による電圧の降下)もなく、サイクルの寿命は500回~1000回なので長く使えそうです。

自己放電率も低いので、よほどの長期旅行・出張の際でない限りアダプターを持っていかなくても問題ないと思います。


【総評】

IZF-V56

4枚刃でこのクラスのものを購入しようと思うと、通常は8000~10000円かかりますが、これは4300円程度とお安いし、切れ味、防水性能、替刃の安さ、バッテリーの持続時間どれをとっても文句なしです。

(2018/2/1 追記:購入してから10ヶ月になりました。メンテナンスは 1週に1回のオイルさし程度で刃も1回も替えていませんが 枝毛だろうが剛毛だろうが スパスパに剃れます 電池持ちも変わりません。今となっては毎日欠かせない1台です)

・ヒゲが太めなので 4枚刃でよく剃れる安価なシェーバーをお探しの方
・毎朝 早く剃り上げてくれるシェーバーをお探しの方
・最近 ひげ剃りのバッテリーがすぐ切れて ご不満の方は特におすすめです。

まれに期間限定の20%オフクーポンがつく時は さらにお安く購入する事ができます。


 

イズミシェーバーの性能がわかる
比較表はこちら


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