家庭用脱毛器の IPL(Intense pulsed light)を調べて「もっと早く知っとけば」と思った話

結論:安いくせに効く。

わたしが買ったやつ。7000円くらいのやつでした。

IPLに関しては 海外のwikipediaに詳しく書いてあったのでそれを参考に脱毛に関するところだけをまとめてみました。

私はヒゲが太いんで 放って置くとすぐ「青ひげのオネエ」っぽくなるため、1ヶ月に1回くらい 1万5千円かけて 近所のクリニックのアレクサンドライトレーザー脱毛に通っていたことがあるんですが、

家庭用脱毛器とほぼ同じ効果だった事がわかったので、もっと早めに調べておけばよかったなと思った次第です。メンズエステ脱毛まじで金もったいなかった。自分でやれるやん…

ちなみに効果が出るまでには2週間くらいかかります。マシンをほっぺたに当ててバチッとやっても、しばらくヒゲが埋まっていて、それがポロッと抜けるまで2週間。

それまではツルツルにはならないけど、我慢して毎日使うたびに 毛が生えなくなってきて じょじょに薄くなっていきます。 光でヒゲとか毛根を焼いているらしい。熱い。

2ヶ月ぐらいで青ひげおっさんじゃなくなりましたね。今では普通の人より薄い。

また青ひげになりたかったら サボると復活します。

Intense pulsed lightというのは強烈なパルス光という意味で、脱毛や光活性化(色素沈着を除去したり、日焼け、静脈が透けて見えるのを目立たなくする)などの目的で使用されています。
 
 
これはフィリップス社の光脱毛器 フラッシュガン
 
 
パルス光を発射するキセノンフラッシュランプは広いスペクトルの光を出します。エステとかでやる冷却は、毛が熱せられた後、冷やして肌を守る効果があります
 
IPLの最初のFDA承認(アメリカの医療機器認証)は1995年の毛細血管拡張症に対するものでした。
その後 さまざまな医療や化粧品の器具に広がりました。使用は一般的に安全で効果的ですが、まれに色素沈着過剰などの合併症が発生する可能性があります。
 
 

効果

IPLは、剛毛な毛でも効果的に発毛を抑えることができます。 海外ではE-Light、ELOS、M-Lightなど、パルス光治療には多くの名前と装置があります。
 
IPLは毛のメラニンをターゲットにしており、光は毛または根元まで届きます。 ちなみに毛根に最も濃いメラニンが存在しています。
 
光が毛に吸収されると、根元や毛の芯が加熱されて、毛髪生成部分が破壊されます。破壊されるといっても しばらくすると毛を生み出す部分が再生するので 永久脱毛ではなく除毛という感じです。
 
 

なぜ2週間おきにバチッとやらないといけないのか

常に、すべての毛根が毛を生み出しているわけではなくて、毛を生み出すのを休んでいる毛穴もあります。
 
つまり「今 毛を生み出してます」、もしくは「毛があります」というところだけが光に反応して燃けるわけです。「今休んでいます」のところは反応しないので、また時期をずらして 光を照射してやる必要があります。
 
みんな毛が生えるサイクルが違うので、「こういう周期ですれば誰でも完璧」というやり方はなくて、フツーは2週間に1回毛を生やそうとするので、そのサイクルに合わせてバチッとやると効きます。
 
ワキ毛がジャングルジャングルの人のサイクルは微妙に異なるかもしれません。
 
ただし共通するやり方としては、まず光を当てる部位はきれいに剃って よく洗って清潔にします。
 
毛が長いまま バチッとすると 毛が熱くなって火傷の原因になりますからね。
 
マシンを使った後は 肌をアイスノンで冷やして肌を守りましょう。
 
光脱毛は永久的な脱毛方法ではなく、毛を減らしていくやり方です。 IPL治療は毛の数を永久的に減らすことになりますが永久的に生えてこないわけではありません。 
 
 
 

IPLを使ったあと、ムダ毛が7~8割も減る

10代の女性、20箇所にIPL(600nm)を1ヶ月に1回ずつ合計4回照射を行った。
治療前にコンピューター画像で毛の本数を測定し、 4ヶ月後、8ヶ月後に本数を数えた。
 
結果 4ヶ月後 74.4%のムダ毛が減少、8ヶ月後は80.2%減っていた。
 
本研究は、このIPLシステムが脱毛に対して効率的かつ安全であることを実証した。 8ヵ月の追跡期間はビキニライン領域の毛髪のサイクルタイムの2倍であるため、この研究で得られた脱毛は長続きしました。特別な副作用は見られなかった。
 
IPLシステムが脱毛に対して効率的かつ安全であることを実証した。 8ヵ月は毛髪のサイクルタイムの2倍であるため、脱毛期間が長続きしたと言える。
 

効果はアレキサンドライトやダイオードレーザーと比較しても劣っていない。

 
2006年の雑誌「医学におけるレーザー」の記事「脱毛における異なる光源の有効性と副作用の比較研究」では、IPLとアレキサンドライトおよびダイオードレーザーの両方が比較されている。
 
このレビューでは有効性に統計的な違いは見られなかったが、ダイオードレーザー治療による副作用の発生率が高かった。
 
脱毛後、6ヶ月ではアレキサンドライトレーザーで68.75%、ダイオードレーザーで71.71%、IPLで66.96%の減少だったと述べている。
 
つまり強いて言えばダイオードレーザーがほんのちょっと優秀ということになります。
 
副作用はアレキサンドライトレーザーで9.5%、ダイオードレーザーで28.9%、IPLで15.3%と報告されています。ただし、すべての副作用は一時的なものであり、色素沈着の変化でも6ヶ月以内に正常に戻ったとあります。
 
 

「まとめると?」→「IPL脱毛器は安いけどかなり使えるので得」

わたしが買ったやつ。
・IPL家庭用光脱毛は かなり効果が高く 安全性も問題が見られませんでした。
 
・もちろん脱毛の手順はセルフで確認する必要があります。
マシンを使う前に肌は清潔にしておいて、目を保護するためにサングラスをする、バチッとやったあとはちゃんとアイスノンで冷却するなど。このへんはYOUTUBEを探すと出てきます。
 
・高額なエステに行かなくても ご家庭でIPLの脱毛器でバシバシやったほうが同じような効果が得られるので、低価格になります。
 
コストを掛けずに 自力で毛を薄くしたい人には かなりお得です
 
 
 
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