Seagate BarracudaとWDのブルーはどちらが良いのか問題

SeagateのBarracudaと WDのブルーはどっちが壊れないのかというのは、全世界で共通の悩みです。スペックはほぼ同じなのは分かっているのですが、正確な故障率を公開していないので決め手に欠けます。

なぜ難しいのか

HDDには 故障率の目安になるAFR(年間故障率)という指標があるのですが、BarracudaもWD青もデータは開示していないので、比べようがありません。

ただメーカーは開示していなくても、HDDを大量に使っている巨大データセンターのbackblaze社が一部のデータを公開しているので それを元に考えていきたいと思います。

 201620172018
MFGModel容量台数AFR台数AFR台数AFR
SeagateST4000DM0004TB347372.77%319343.17%232342.13%
SeagateST8000DM0028TB86601.63%98860.96%98740.94%
WDCWD40EFRX4TB462.17%452.21%  
WDCWD60EFRX6TB4465.49%4362.06%3832.15%

backblaze社のデータ

Seagateからは 一般用HDDの4テラバイト(ST4000DM000)と8テラバイトタイプが使われています。現在はDM004という新モデルになっていますが性能自体に差はありません。

DM000のAFRが2.77%というのは、365日24時間回して 故障するHDDの割合が2.77%という数値です。データセンターで使われているだけあって かなり低い故障率です。

一方のWD ブルーの場合はデータが無いので分かりません。使われているのはブルーではなく1ランク上のレッドです。高耐久の WD40EFRX、WD60EFRXというNAS向けのモデルが使われています。

ですが保証期間が3年のWD赤よりも WD青(2年)の方が長持ちするかと言われれば 恐らくそれは無いと考えられます。

個人的にはSeagateのコンシューマー向けHDDがAFR2~3%の範囲に収まっているので なかなか良いと思っています。

WDの赤も悪くはありませんが、コストが高くなるので、ブルーかBarracudaのどちらかといわれると Barracudaの方がAFRが見えている分だけ 不安がないと思っています。

SeagateのHDDが品質が悪かったのは5年前の話

2014年くらいはSeagateの1.5~4TBのHDDの質が悪くて故障ばっかりしていたので(AFRが12%付近)、Seagateは その時に大分 評判を下げたという過去があります。

まとめサイトも 壊れやすいHDDみたいに吹聴して、SeagateよりWDのような印象が付いてしまったんですね。

ですが、それは5年も前の話で、近年のデータを見て分かるように もはや低エラーでWD 赤と大差はないというが現状です。

産業構造を見ても明らかですがSeagate Technologyは ほぼHDD一本に絞りこんで研究開発をしています、しかしWDはSSDにも投資をしているので SeagateがHDDの技術力を一気に伸ばしたのはそんな所にも理由があります。


外部リンク:スーパーコンピューターにも使われるSeagateハードディスク

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