梨泰院クラスの梨泰院(イテウォン)って何なのか。

ネットフリックスでやっている 大変に面白いドラマ。それが韓国の半沢直樹と呼ばれる梨泰院クラスです。

梨泰院というのはソウルにある地区の名前で、ここに22000人の人が住んでいます。大都市に有る「ナニナニ区」と同じような感じです。面積は1.37 km²しかないので とても狭い。

ロケ地巡りは 距離的に楽です。

梨泰院には ソウル市営の地下鉄が通っています。治安も比較的良く、サムソングループの会長イ・ゴンヒも梨泰院に住んでいます。

梨泰院という名称は、朝鮮時代の政府が経営していた旅館(駅院)の名前に由来していて、実際 梨の木が多かったことから梨泰院と呼ばれるようになりました。

外国人が多いのはなぜか

梨泰院はソウルの中の国際地区で、大使館が多いため外国人(イギリス、ドイツ、フランス、インド、イタリア、東南アジア、ポルトガル、スペイン、トルコ、メキシコ、アメリカ、カナダ人)が多く居住しています。

そのため韓国の他の土地では見かけない料理が多くあります。

梨泰院は、ハミルトンホテルというのがランドマークで、買い食いで有名な仁寺洞、山の上にはソウルタワーがぶっ刺さっていて、ソウルでも有数の観光スポットとなっています。

梨泰院の中にはHomoHill(ホモヒル)と呼ばれる地域があり、ソウルの同性愛者が集う集落となっています。 韓国では同性愛は抑圧的だけれども、そこではオープンに活動が可能。

梨泰院は、韓国の米軍ヨンサン基地に最も近い商業地区です。2001年まで梨泰院は、ヨンサン基地で勤務する外国人兵士や軍人のための売春宿やバーで最も知られていました。

しかし 9.11事件の後、すべての軍事基地は厳重な門限で制限されました。その結果、多くのバーが閉鎖され、その代わりに。喫茶店、おしゃれバー、フュージョン料理、多国籍料理店などが軒を連ね、梨泰院は韓国の若者や外国人に人気のある街になりました。


若者がのし上がれるチャンスの街、豊かな食文化、外国人、マイノリティが集まれる場所ということで 国際的で開放感のあるイテウォン地区が舞台になっているようです。

そのまま見ても面白いけど、背景が分かると リアルとつながってさらに面白さが2割増しです。それではごきげんよう。

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