【侵攻36日目】ロシア軍はチェルノブイリ原発から撤退

ロシア軍 キエフ北西の兵を引き揚げて ウクライナ東に配置転換。
ロシア軍はキエフ北西に展開していた兵力をベラルーシに引き揚げ、ウクライナ東部への配置を続けている。しかし、キエフにいた部隊は大きな損害を受け、士気も低下している可能性が高い。

3月31日ウクライナ軍は、キエフと キエフ北ヘルソン周辺で反撃を行い、ロシア軍に圧力をかけ、現在行われているロシア軍の配置転換を混乱させている。

ウクライナ軍はキエフ周辺の領土を拡大するために 今後数日間で、ロシア軍が残っているブカBuchaとホストメルHostomel地区を攻撃する可能性が高い。ブロバリBrovary東側にいたロシア軍は撤退した。

キエフ包囲に使った兵力は損耗。そのまま送っても混乱の恐れ
キエフで消耗したロシアの部隊は東部軍管区で、それをそのまま南部軍管轄のウクライナ東に投入することは、効果がないどころか、ロシア軍の指揮統制の面でさらなる問題になるだろう。

ロシアは一部の兵力を東に送るが、キエフ周辺とウクライナ北東部の前線は維持しようとしており、戦闘はまだ続くものとみられる。

ロシア軍はチェルノブイリ原発から撤退

31日 ウクライナ当局はチェルノブイリ原子力発電所を占拠していたロシア軍が、撤退を完了したと発表した。

Ukraine Officials: Russian Forces Have Left Chernobyl Site
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