まだ開発途中だし
酷評されてるウィイレの最新作 eFootball 2022なんですが、実際にやってみたらコンテンツ不足ではあるけれど クソゲーではなかったんですよね。
ドリブルで相手を抜く事ができるようになれば 相当楽しそう。
最初の画面に バージョン0.9.0とあるし「これはまだ製品版として出来上がっていませんよ」ってのを匂わせている感じもします
ただ1つ 不満点を挙げるとするならば いまんところ練習モードが無い。これは痛かったなと。ただ今週のファミ通で コンテンツはこれから追加するということなので 期待というわけです
まさかコナミが大勝負に出るとは
EAが出している ライバルゲームのFIFA22の方が評価は高いんだけれども、あれってFIFA21と大して変わらないし ただのマイナーチェンジだから いつもどおりの仕上がりで 別に新しさはないんですね。ザ・無難。
それに対して、今回のeFootballは アンリアルエンジンに変えたり、無課金課金モデルに挑戦したりと、ごっそり変更を行っている。肝心の集金モデルすら違うわけです。
「ウィイレはもう終わりじゃー」とか言われているけど、あのケチなコナミが勝算もなく こんな革命をしてくるとは思えません。
開発2年で 製品化して出すには無理はあったなという気はします。
操作に違和感があるとか、ファウルの判定がおかしいとか ラグがあるとかいうので不満はあるだろうけど 最初なんで まぁそんなの当然という話で、オンライン対応して 最初から上手くいくわけがないんですね。
ローンチ段階で調整まで完璧にしとけっていうんだったら それこそFIFAみたいな金太郎アメを作るしか無いし、超エリートのAPEX開発陣ですら ラグ問題で苦労しとるのに やり始めたばっかりのコナミにできるわけがないわけです。
よく考えると1試合が終わるまで 22人同時接続なので 相当にサーバー負荷がかかるんですね。動きが遅いのは その負荷を下げてマルチプレイに対応するためだろうし、その部分も今後のアプデで良くなるのは間違いないんです。
いずれFIFAに勝つかもしれない理由。
今の段階ではfifaに負けているわけなんですが、勝てる要素は持っているんですね。なにより無料のインパクトは思った以上に大きい。無料だとフレンドと一緒に遊びやすい。
サッカーって本質は協力なんで、これは強いんですね。
実際 FIFAはクソ高いので サッカーが好きな人しか買わない。だけれどもeFootballは 無料なので 敷居が低い。サッカーがそこまで好きじゃない人も余裕で入ってこれるわけです。
で、フレンドとやると 操作がもっさりの段階でも楽しい。1回始めたら 妙な中毒性があるから長時間プレイになりやすい。その後で課金チャンスはやってくるように思いますね。
無料を武器にeFootballがFIFAを切り崩して じわじわシェアを広げて逆転する可能性はある。
少なくともローンチで無料にしたのは正解
ファミ通によると、試合の部分が予定よりも早くできたのでプレイヤーに楽しんでもらおうという事でローンチしたらしいんですが、やっぱりモードが十分に用意できなかったし、チーム数も足りてないので基本無料のアップデート型で出したのは正解だと思います。
恐らくユーザーは拡大する
これからの ウィイレシリーズは パッケージ販売で儲けるサッカーゲームでは無くなって、随時アップデートと課金ガチャでお金を引っ張るモデルに移行していくと思います。
問題はガチャの品質なのだけれども、集金がうまく行って 基本プレイ無料が維持されれば ユーザーは増えるだろうし、それに応じて開発も拡大されるのでいいんじゃないかと。
1回ゲームの土台を作ってしまえば あとはアップデートしていくだけなので、次回以降は今回のような調整不足や コンテンツ不足問題は無くなっていくわけです。
長期的に見ると コナミの路線は正解のように思います。