50年ぶりに帰ってきた アクトレイザー・ルネサンス。
見た目と音楽は最高だけど なんかイマイチ
復刻してくれるのは嬉しいし期待もしてたんだけど、面白いかと言われると 違う気がする。
オリジナル（SFC）は 街づくり→ボス戦→次の街
という感じでテンポよく進んでいったんだけど 今回は
街づくり→（街防衛→ 魔物の巣つぶし）☓４→ボス戦→次の街
という感じで ごっちゃごちゃしている。一番最初の街のフィルモアですら3時間ほどかかってしまう。
フィルモアで3時間て、あーた…
いやーかなり めんどくさい。 そんなに時間無いって。
防衛戦も 敵が無尽蔵に湧き出してくる適当さで「そんな所に魔物の巣なんてなかったやろがい！」と突っ込みたくなる。
あとアクトレイザーの醍醐味は アクション….なんだけれども 今回の剣が当たったり 打撃をあたえられている感覚が 薄い。
俺に言わせりゃ（押井風）
敵に触って吹っ飛ばないなら アクトレイザーじゃないよ（笑）
みんな敵にふっとばされて 穴や針に落とされて 鍛えられたんだから。いまさら甘やかしてどうすんだと。
オリジナルは剣撃を加えると 敵が点滅して 独特の効果音が鳴るので「食らわせた」感があったけども、今回のはゲージが減るだけで 敵のリアクションが めっちゃ薄い。
だめだよ そんなんじゃ。
敵がくらってるんだか くらってないんだか よく分からない感覚になってくる。かなり 手ごたえがない。
アクトレイザーは最近でもRTAに登場する作品なんだけども、あれは アクションとSEのバランスが優れていたから長く生き残ったんだなぁ。
ちょっと その時のスタッフの方々を呼び戻してくれませんか。
今回も追加の防衛要素に予算なんぞ割かなくてもいいから、アクションやSEにもうちょっとお金をつぎ込んだほうが良かったんじゃないかと思う。
村人がイケメンで神殿が豪華過ぎるっていう。
ザコ敵を倒すとクリスタル落として神様がパワーアップする要素
グラフィックとBGMのアップグレード
ちっちゃい村人の動きがかわいい。
全体から見れば 大幅パワーアップなんだけれども、アクション面がそんなに爽快ではないってのが残念なところです。
そんなわけでアクトレイザーの続編が出たら 防衛戦の練り直しに期待したいところです。