【Q&A】猫猫が園遊会の毒事件の後で 侍女を同席させて庇ったのはなぜか?

「薬屋のひとりごと」で猫猫が園遊会の毒事件の後で 毒見役の侍女を同席させて庇ったのはなぜか?

毒事件の後で高級宦官の高順(がおしゅん)様がマオマオの元を訪れ「なぜ毒見役の侍女を庇ったのか」と聞く。(アニメ7話)
マオマオは「毒見役の命は軽い」とぼかして逃げます。ここの解釈のやり方で変わってくると思います。

 
  •  説1:毒見役の死を望んではいなかったから。
    マオマオは里樹妃 (りーしゅひ)と一緒に毒見役の侍女を同席させ、壬氏様と一緒に、園遊会の皿入れ替え事件の取り調べを行った。
    「侍女は里樹妃の苦手な鯖を食わせるために皿交換を行った」「それは侍女にとっては嫌がらせ程度のつもりだったが実際は深いアレルギー反応を起こすこともある」と説明することで、浅はかな侍女に深い反省と理解を促した。

    ここで、この侍女を呼ばず、里樹妃だけを呼んで事情を説明すれば、皿を入れ替えた毒見役の侍女は、最悪の場合「過失」ではなく「反逆」として重い処罰になる。それを阻止するために わざわざ 無知による「過失」だった事に誘導して場を収めた。マオマオ自身も毒見役であるので 相手の毒見役に多少の同情心はあったとする説。一応の筋は通る。

     

  • 説2:マオマオ自身を守る必要があったから。
    • マオマオは低身分の下女で、後宮の権力争いや陰謀に巻き込まれるのを避け、目立たない生存戦略を取っている。毒殺未遂の皿交換の発覚で
    • 侍女を「反逆者」として告発すると、里樹妃 (りーしゅひ)の侍女たちの派閥と敵対することになる。マオマオが真犯人の標的や派閥の敵意に晒される。なので彼女は事件を「侍女の過失」として見逃し、自身の安全を図ったとする説。
説3:里樹妃の保護:地位の維持
里樹妃は、先帝の妃から現皇帝の妃に再配置されたが、侍女たちから孤立している。侍女の皿交換や場違いな服を着せられるなど「いじめ」にも似た待遇を受けている。 もしここで毒見役を告発し、反逆罪で処罰すると、最悪の場合は 里樹妃の管理不行き届きが問題視され、降格のリスクが高まる。里樹妃の不遇が加速することになってしまう、それは避けたかった、だから侍女を厳しく戒めて内々に済ませる事にした。
 
大体 以上のような戦略的な意図が重なった結果だと思われる。
「違う、おめぇさはまっだぐ分かってね、あれはだな!」という名探偵は是非ツイートして教えてね。
 
 
 
 
 
上部へスクロール