「Amazonプライムビデオに広告導入!2025年4月からの変更点と背景を徹底解説」

2025年4月8日から、Amazonプライムビデオのプライム会員特典対象の映画やTV番組に「制限付き」で広告が表示されるようになりました。(公式
 
以前は広告なし(といってもAmazonコンテンツの宣伝はあった)で視聴できたプライムビデオですが、2025年4月8日から広告が導入され、広告なしの視聴には追加料金(月額390円、税込)が必要になりました。 以下に詳細と背景を説明します。

1. 広告はどんな具合で挿入されてる?

  • 広告の内容:
    • 広告は動画再生前や再生中に挿入され、スキップ不可(15~30秒程度)。長編映画では複数回、短いアニメ(30分程度)では冒頭のみの場合もあります。

      出稿元はレッドブル、資生堂、金融機関など多岐にわたっている。

       
       
       

      ライブイベント(例:MLBやコンサート)では、広告なしオプション加入でも広告が表示される場合がある。

       
  • 広告なしオプション:
    • 月額390円(税込)の「広告フリー」オプションを同日から提供。SNSではヘビーユーザー向けという意見が多い。

    • プライム会員料金(月額600円、年額5900円)に変更はなく、広告付き視聴は追加費用不要。

    • 広告なしオプションを加えると、年額では約79%の実質値上げ(5900円+4680円=10580円)と批判も。

       

2.なぜ広告が必要?

Amazonが広告を導入した理由は、主に以下の3点です:
 
 
1. コンテンツ投資の拡大:

Amazonは「魅力的なコンテンツへの投資を継続し、長期にわたり拡大するため」と説明。オリジナル作品(例:『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』)や独占配信(『【推しの子】』『ガンダム ジークアクス』など)の制作 獲得費、スポーツ中継(MLBなど)の配信権獲得に多額の資金が必要。

 
 
 
2.広告事業の強化:Amazonの広告事業は成長中(2022年で約5兆円、21.1%増)。プライムビデオの広告は、購買意欲の高いプライム会員(推定1億1500万人超、米国)にリーチする強力なプラットフォーム。

広告はユーザーに基づくターゲティングが可能で、商品を売りたい広告主にとって魅力的らしい(例:商品詳細ページ閲覧率10%増)。

3.業界トレンドへの追随:
Netflix(広告付きプラン月額790円~)、ABEMA(広告付きプレミアム月額580円)、Disney+なども広告付きプランを導入済み。動画配信サービス全体で広告モデルが主流になってきている。

  • トランプ関税による 景気の先行き不透明もあいまって 広告導入で収入を下支えする側面もある模様
     
  • Amazonとしては他社より広告頻度を抑える方針(1時間あたり4~5分以下を想定)で、視聴体験への影響を最小限にすると主張している。

3. 「以前から広告が出ていた」という点について

  • 従来の広告: プライムビデオでは、番組紹介やAmazonオリジナル作品の予告(セルフ広告)が再生前に流れることがありました。Amazon的には これらは厳密には商用広告ではなかったらしいが、ユーザーからは「広告」とみなされていた。

     
  • 2025年4月8日以降の変更: 新たに導入されたのは、レッドブルや資生堂など第三者の商用広告で、コンテンツ再生中にも挿入される点が異なる。これがユーザーにとって「実質値上げ」や「改悪」との不満を招いている。

4. ユーザーの声

  • 巷の意見
    • Xでは「映画の感動シーンで広告は許せない」「実質値上げ」と批判が噴出。

      一部ユーザーは解約を検討する一方、月額990円(600円+390円)でも他社(Netflix広告なし1580円~)よりコスパが良いとの意見も。

       
  • 対策:
    • 広告フリーオプション(月額390円)を選ぶ。
    • 一部ユーザーは広告ブロッカー(例:uBlock Origin)を提案しているが、規約違反のリスクがあるので非推奨。

  • 課題:
    • 広告頻度やタイミング(例:映画のクライマックスで中断)が視聴体験を損なう懸念。

       
    • ライブ配信での広告表示(オプション加入でも回避不可)が不透明。

       

5. 結論

従来の予告広告に加え、第三者の商用広告が再生中にも流れる点がユーザー不満を招いていますが、Amazonは他社より広告を抑え、月額600円(広告あり)または990円(広告なし)のコスパを強調。
 
集めた資金でコンテンツの拡充を図っていくとしています。今後はユーザーの反応を見ながら (視聴頻度や広告への耐性に応じて)広告のタイミングや長さを決定していくとみられ、ユーザーとしては オプション加入か解約を検討するかを選択するというのが現実的のようです。
 

: 情報は2025年4月17日時点。広告頻度やユーザー反応は今後変わる可能性があるため、公式発表を随時確認ください。閲覧ありがとうございました。

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