誤認によるBAN。
https://twitter.com/zephe6/status/1280700750813790208?s=20
7/6にBANされたプロ選手がBAN解除され 事実無根であることが明らかになりました。
生活がかかっているプロ選手にチートの疑いをかけてBANしたというのはあってはならない話で、アカウントが戻ってきたから良いという話でも ない気がします。
このサイトはゲームありきじゃなくて ユーザーにいいゲーム体験をしてもらいたいという目的でやっているので、大手メディアと違って、ダメなもんはダメだと正直に言うのがモットーですが、今回のRiotの対応はひどいですね。こんな対応をしていたら 真面目にやっている人ほどガッカリして離れていくでしょう。
「疑わしきは罰せよ」で信頼性に欠けるVangurd
Vangurdには不具合があり確たる証拠もなしにBANする事がある。
こんな重大な話も zepherさんがTwitterで明らかにしなかったらユーザーには全然知らなかった話で、本人が無実でもBANする事がありますというのはRiotが全世界に周知すべき話かと思います。
システムの説明はしなくていいですが、Vangurdで なんでこういう事が起こったのかを全てのプレイヤーに説明する責任があるように思います。
そうでないなら 何の落ち度もなく、突然BANされて迷惑を被るケースがまた発生してしまいます。今回の件も 本人が泣き寝入りしたら そこで終わりだった話です。
既にVangurdは確たる証拠もなしにBANしていたということで、信憑性に土が付きました。
気になるのはPC内のプログラムに怪しいところはないにも関わらず なんでチート認定してBANしたのかということです。
もしかすると機械学習で各対戦を監視し、チートプログラムと同じくらいの精度、スピードで対戦した選手を「チーターと同じだ」とAIが判別し 自動でBAN処理を行っているのかもしれません。
だとすれば 狙いと反射が良すぎるプロプレイヤーはチーターと判別がつかずBANされるというウワサもあながちウソではないように思います。
(追記)その後 遅れて謝罪文が出ました。
Zepher選手に対しての誤ったBAN適用について pic.twitter.com/o96KHnTnTW
— VALORANT // JAPAN (@VALORANTjp) July 8, 2020
説明しないスタイルでユーザーの動向が気になる所
表向き謝罪はしているものの これでは謝罪になっておらず、説明不足と言われても仕方がない内容です。
誤ったBANを個別の問題にしているのも気になりますが、なぜ間違いが起こったのかについての言及は一切無く、具体的にどんな修正が加えられるのか、改善とはどういうものかも不明です。
現状は 何の落ち度がない人でも いつ誤BAN認定が出るのかは分からない いい加減なシステムであるのには変わりないし、それはシステム上そうなっているのでしょう。
ただ真剣にやっているプレイヤーや配信者にしてみれば 間違いでBANする事はあってはならず、それでも発生するというのであれば、ユーザーの理解を促す意味で (業務に触らない範囲で)問題の原因が何なのかを 丁寧に説明しないと人気も長続きはしないんじゃないかと思いますね。
今回のゼファーさんの公開で多くの人がBANについて認識を新しくできたわけで、Riotが謝罪したのは、それに付随しただけで、決してRiotが自主的に不具合のあるBANシステムについて開示を行ったわけではない所に注目しないといけないのではないかと思います。