【読むだけで脳が鍛えられる】脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド レビュー

脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド

この本の効能

「頭を良くするにはどうすればいいのか」この永遠のテーマに答えるべく。世界の脳神経科学者22人にインタビューした脳のフィットネス本です。内容が濃くてためになります。この本のお陰でエクササイズもはじめました。

どうやって成績を良くするのか、認知症になりにくくするかといった疑問に、ハーバード大の医学博士とか教育学の先生が総がかりで答えてくれます。

内容は 子どもさんを賢く育てるためには どんな事をさせたら結果が出やすいよとか、ストレスコントロールはこれが効きますとか、年配の方はこういうことに気をつけましょうという 脳や思考に関する事実を実例を交えながら書いてます。一部を後で紹介したいと思います。

博士たちのアドバイスにはそれぞれ裏付けがある所がいいです。例えば5000人の参加者で実験して、5年の調査して書かれていたりするので、かなり信頼できます。

最後に書いてある「55の重要事項」は全編が箇条書きでまとめられているので、ここから気になる所をさかのぼって探すのもいいかもしれません。55の重要事項のうち一部をあげますと….

●身体的なエクササイズによって動物の脳の生理機能が改善することは知られていたが、最近、人間にも同じ効果があることがあきらかになった。

●イチョウ葉が認知症になるリスクを低下させないことを示す確かな研究結果が存在する。脳機能を強化することもないようだ。

これは結構ショックでした。イチョウ葉エキスが脳に良いというのは盛んにされているけれど、読んだ後では完全に見る目が変わりました。

毎日テレビ漬けだと認知障害を起こしやすい

●ルーチン化している活動は脳への認知的なチャレンジにはならない。チャレンジ性を維持するには、難度を上げるか、なにか新しいことを始める必要がある。

●認知機能の低下につながる唯一の”レジャー”はテレビを観ることである。

認知症になりにくい活動
文中のレジャーとは休日の日に行う活動のことです。この中で認知症になりにくい活動は
読書(本や新聞)を読む
文章を書く(手紙、Eメール)
モノポリーやトランプゲームをする
クロスワードなどのパズルをする
グループでの議論する
等でした。

これらは自分で答えや文章を生み出す活動という点で一致しております。

テレビだけをずっと見てるとボケる
テレビを見るのは唯一認知症になりやすい活動だったそうです。

55歳以上の対象者を5年掛けて調査した結果、テレビばかり見ていた方の一部が認知障害を起こしていたといいます。(1年経つごとに2.3%の割合)

その原因までは書かれていませんでした。しかしレジャー活動の中では、テレビを見るというのは受動的な活動になりやすいので脳の機能が低下するのかもしれません。

脳の機能を低下させないコツはなるべく運動すること

最後に掲載されている久保田競教授の解説が面白かったです。

人類はサルだった頃から、これからどこに行って獲物を捕まえるのかを計画して、どうやって返ってくるのかというのを考えていたので、移動するだけで脳は刺激されるようにできているという所は納得でした。

歩いてもいいのですが、走って移動すると 前頭前野が働きだして、その結果 脳に変化が起こって賢くなる仕組みのようです。じゃあどれくらい走れば良いのかというと….

マラソンランナーのように走る必要は無いそうで、一週間で15分の有酸素運動を3回程度すれば充分だそうです。

とはいえ、雨が降ったり、夜間にウェアを着て走りに行くのが面倒くさいって時があると思います。 わたしの場合は部屋の中で行ったり来たりするスロージョギングをしています。これでも時速4~5kmにはなるので走っていることになり効果があります。

アセチルコリンを増やすとさらに良い。

やや難しい話になりますが、前頭前野にはワーキングメモリ(一時的にモノを憶えておく神経回路)があり、この回路はアセチルコリンだけで情報交換しているので、アセチルコリンの材料となるレシチンを多く含ん だ食べ物を食べると頭が良くなるそうです。

レシチンを多く含む食べ物はこんな感じです。
鶏卵
大豆類(納豆 や 味噌) 
ナッツ類(ピーナッツやくるみ、 アーモンド など )
野菜(ほうれんそう など)

自然食品ばっかりですね。

まとめ:実践してみて

この本の通りの 運動や食生活を 突然とりいれようとするとすごく大変なので、最初は無理ない範囲で少しずつ生活に取り入れてみることにしました。

例えば、私は最初15分走れるような体力は無かったので

→ CMの間はスロージョギング(その場駆け足)する
→BABY METALを聞いてる間はスロージョギングする
→テレビを見てる時はスロージョギングする

という風に楽しい活動と運動を組み合わせてみました。こうすると普通にジョギングするよりも心理的に運動に取り組みやすくなります。初心者の方にオススメの方法です。

結果的に運動する時間が増えたので それに伴い心肺と筋肉が成長し15分連続のジョギングにも耐えられるようになりました。

ジョギング(有酸素運動)の効果ですが、心拍数が上がって酸素の取り込み量も増えるので脳にいいのは間違いないです。私の場合はジョギングの後 やや早口になる傾向があります(笑)

そんなわけで体と脳を健康に保つためのガイドとして非常に役に立っている一冊です。図書館等で見かけたら是非どうぞ。


 
 
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