1. 広告はどんな具合で挿入されてる?
- 広告の内容:
広告は動画再生前や再生中に挿入され、スキップ不可(15~30秒程度)。長編映画では複数回、短いアニメ(30分程度)では冒頭のみの場合もあります。
出稿元はレッドブル、資生堂、金融機関など多岐にわたっている。
ライブイベント(例:MLBやコンサート)では、広告なしオプション加入でも広告が表示される場合がある。
- 広告なしオプション:
月額390円(税込)の「広告フリー」オプションを同日から提供。SNSではヘビーユーザー向けという意見が多い。
プライム会員料金(月額600円、年額5900円)に変更はなく、広告付き視聴は追加費用不要。
広告なしオプションを加えると、年額では約79%の実質値上げ(5900円+4680円=10580円)と批判も。
2.なぜ広告が必要?

Amazonは「魅力的なコンテンツへの投資を継続し、長期にわたり拡大するため」と説明。オリジナル作品(例:『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』)や独占配信(『【推しの子】』『ガンダム ジークアクス』など)の制作 獲得費、スポーツ中継(MLBなど)の配信権獲得に多額の資金が必要。
広告はユーザーに基づくターゲティングが可能で、商品を売りたい広告主にとって魅力的らしい(例:商品詳細ページ閲覧率10%増)。
3.業界トレンドへの追随:
Netflix(広告付きプラン月額790円~)、ABEMA(広告付きプレミアム月額580円)、Disney+なども広告付きプランを導入済み。動画配信サービス全体で広告モデルが主流になってきている。
- トランプ関税による 景気の先行き不透明もあいまって 広告導入で収入を下支えする側面もある模様
- Amazonとしては他社より広告頻度を抑える方針(1時間あたり4~5分以下を想定)で、視聴体験への影響を最小限にすると主張している。
3. 「以前から広告が出ていた」という点について
従来の広告: プライムビデオでは、番組紹介やAmazonオリジナル作品の予告(セルフ広告)が再生前に流れることがありました。Amazon的には これらは厳密には商用広告ではなかったらしいが、ユーザーからは「広告」とみなされていた。
- 2025年4月8日以降の変更: 新たに導入されたのは、レッドブルや資生堂など第三者の商用広告で、コンテンツ再生中にも挿入される点が異なる。これがユーザーにとって「実質値上げ」や「改悪」との不満を招いている。
4. ユーザーの声
- 巷の意見
Xでは「映画の感動シーンで広告は許せない」「実質値上げ」と批判が噴出。
一部ユーザーは解約を検討する一方、月額990円(600円+390円)でも他社(Netflix広告なし1580円~)よりコスパが良いとの意見も。
- 対策:
- 広告フリーオプション(月額390円)を選ぶ。
一部ユーザーは広告ブロッカー(例:uBlock Origin)を提案しているが、規約違反のリスクがあるので非推奨。
- 課題:
広告頻度やタイミング(例:映画のクライマックスで中断)が視聴体験を損なう懸念。
ライブ配信での広告表示(オプション加入でも回避不可)が不透明。
5. 結論
注: 情報は2025年4月17日時点。広告頻度やユーザー反応は今後変わる可能性があるため、公式発表を随時確認ください。閲覧ありがとうございました。