地雷モバイルバッテリーを避ける方法

実際よりも容量が少ないモバイルバッテリー さらされる

8月号の家電批評を読んでいた所、117ページに 現在販売されている一部のQiモバイルバッテリーで容量が違っているという記事が出ていました。

家電批評 2018年 08 月号 [雑誌]

詳細は本誌に譲りますが、KEDRONとDelitooという販売業者の製品で、KEDRONの方は24000mAhと宣伝しているが、実際の中身には8000mAhのラミネート型バッテリーが2つ並列に接続されていたそうです。実測値は12300mAhと半分程度しかありません。

Delitooもこれと同様で、12000mAhの所、実質の容量は6300mAh。

ちなみに知名度の低いモバイルバッテリーでも良い製品はあって、E-gogoやWofaloの製品は10000Mahに対して実測値が8200/7600程度と悪くない数字が出ています。コストを考えると優秀です。

容量が半分なのに評価が高いという罠
厄介な所は、容量が全然違う 2つのモバイルバッテリーの評価がそんなに悪くない、いやむしろ良いという所で、Amazonレビューで4.2/3.7とそこそこの評価が付いていたりします。

しかし、ユーザーさんが高評価をつけるのも無理はないです。そもそもキャパシタにどんな製品が使われているのかとか、容量がちゃんと公称値通りなのかとかはモバイルバッテリーを分解してみないとわからなかったりするし、分解するのは推奨されていないからです。

ハズレのモバイルバッテリーを避けるコツ。

しかし困りました、製品を買う時に私はたまにレビューの点数だけを見て勢いで買ってしまうので、余裕でひっかかりそうです。

どうやったら事前に 地雷モバイルバッテリーを避けることができるかを考えつつ調べていくと、KEDRONの方は☆2をつけられているユーザーさんが容量の実測値を測定してくれており、容量が約半分である事がバレています。これを見ていたら購入を躊躇するかもしれません。

DeliTooの方は星1つの評価が14%と比較的多く、充電の途中で電池が落ちるとか、充電できないとか、容量の減りがあまりにも速いという報告が上がっています。こうした報告が多い場合は避けておいたほうが良いようです。

KEDRONの方は2年の保証までついているため、しっかりしたメーカーっぽく見えるものの、専用ホームページが無いので、保証の時のやりとりが面倒そうです。知名度が低いメーカーの時はメーカーHPがあるかどうかも調べておいたほうが良さそうです。

過去に問題があったモバイルバッテリーはどこで分かる?

製品評価技術基盤機構(NITE)のHPで事故の概要が公開されています。容量が違うといった製品は登録されていませんが、問題が製品によるものである場合、事業者と型式が公表されています。(リチウムイオンなどで検索すると出てきます)

【中級者向け】安全性について

リチウムイオンバッテリーは昨年発火事件が発生したことで2018年2月1日にPSEマークの取得が義務化されました。2019年2月以降はPSEマークのないモバイルバッテリーは販売ができなくなります。

「PSEマークがついていれば安心では?」と思ってしまいがちですが、この検査をするのは製造・輸入事業者です。第三者や国の機関が調査して、PSEマークを貰うわけではないです。

丸いPSEマークでも安全が保証される訳ではなかった

電気用品安全法の基準を満たしているかを自己検査して、記録をとって、検査をしたよという証明がPSEマークだったりします。最悪の場合は検査した事にして、シールを貼る事もできそうなのでPSEマークが貼ってある商品なら絶対大丈夫という訳ではないです。

「PSEマークを取得しているから安全」という表記も頻繁に見かけますが まったくの的はずれです。あんまり良くわかっていない担当者が書いているのかもしれません。

マークで選ぶよりも、使われている電池が燃えにくい材質でできているか、ショートした時の保護回路はちゃんと働くか(本体が熱くなった、膨張した等のレビューはないか)、安定して充電ができるか等、安全な設計が施されている製品かどうかを調べたほうが良いようです。

レビューの中で、スマホへの充電がされないとか、数回でモバイルバッテリーの充電できなくなったとか、何時間充電しても目盛りが上がって来ないとか言う意見が多い場合は要注意です。


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